2023/03/16
「若手にチャンス」与えるドイツ代表、ケヴィン・シャーデが初招集か

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先日にキッカー本社を訪れたドイツ代表ハンジ・フリック監督は、これから2度の代表戦期間については若手にチャンスを与えたい考えを示していたが、どうやらそのうちの1人はブレントフォードでプレーする、ケヴィン・シャーデのようだ。昨年11月にイタリアで行われたドイツU21代表でのテストマッチにて、シャーデはセンターフォワードとしてプレーし3−0とするゴールをマークするなど、通算5試合で4得点2アシストを記録中。腹筋への手術で長期離脱も余儀なくされたが、1月にフライブルクからプレミア移籍の夢を叶え、移籍金額2500万ユーロからもその期待値の高さが伺いしれるというもの。これからA代表へのステップアップも期待されるが、ただ6月の代表戦期間に関しては欧州選手権が控えるためU21でプレーする可能性が高い。
ムフタール、ヤネルト、ベリシャらも候補
同様の状況にあるのはルカ・ネッツ(グラードバッハ)やマリック・ティアウ(ACミラン)でA代表とU21の両方でオプションとなる存在で、またU21のみならずフリック監督の目には元ユース代表にも、昨季MLSで得点王とMVPに輝いたハニー・ムフタール(ナッシュヴィル)やヴィタリー・ヤネルト(ブレントフォード)、メルギム・ベリシャ(アウグスブルク)にも向けられているところ。
ヘルタのエンガンカムが5年ぶりにユース代表復帰か
その一方でドイツU21代表では久々にジェシク・エンガンカムが復帰する模様。カメルーンにルーツをもつ同選手は5年前までユース代表としてプレーしていたもののキャリアは停滞、昨季は出場機会を求めて2部フュルトに渡ったがその直後に十字靭帯を断裂するなど不運は続いたが、しかしながら年明けから再びヘルタ・ベルリンにて出場機会を得るようになってきており、先日のボルシア・メンヒェングラードバッハ戦では今季初得点もマーク。マインツ戦でもPKを決めるなど波に乗っているところだ。