2023/03/21
ドイツ代表:若手重用視野もムシアラ、ベラ=コチャプが負傷のため辞退

©︎IMAGO/Sven Simon
今年最初の代表戦期間においてハンジ・フリック監督は、ジャマル・ムシアラ不在で臨むことを余儀なくされた。同選手は左大腿筋に筋損傷を抱えているとのことで、土曜夜に控えるペルー代表戦、さらには28日のベルギー代表戦のいずれも欠場することになる。同選手は先日行われたバイヤー・レヴァークーゼンとのリーグ戦にて、後半より出場して最後までピッチに立っていたのだが。先日のキッカー本社でのインタビューにて、当分は若手に期待をかけたい考えを示していた指揮官は「彼は特別なクオリティをもっているからね、復調を果たせることを期待していたのだが」とコメント。代表戦明けに控えるドルトムントとのドイツ頂上対決までに間に合うかなど、詳しいことはまだ明かされていない。
ベラ=コチャプも不在
またそれに先駆けて守備面においても期待をかける若手選手、アーメル・ベラ=コチャプもまたペルー戦、そしてベルギー戦を欠場することが明らかとなった。これは日曜日にドイツサッカー連盟より発表されており、23歳のセンターバックは土曜日に行われたサウサンプトンFC戦にておいて負傷交代。そのため代役として同じく21歳のディフェンダーでドイツ国外でプレーする、マリック・ティアウ(ACミラン)が追加招集を受けた。
新たなチームドクターを発表
この日はさらにチームドクターとして、シリヤ・シュヴァルツ医師の就任も同連盟より発表がなされた。21年間にわたって4人の監督の下チームドクターを務め、またコロナ禍においてもドイツサッカーの再興にむけスポーツ医学のコンセプトを担当していた、ティム・マイヤー医師の後任として就任。48歳の内科医師は2016年から自らの診療所をもっており、競技アスリートに向けたスポーツ栄養学などをアドバイス。これまでは得意ドイツのスピードスケートやショートトラック界で協会医を9年間務めており、大会における選手のメディカルを担当しており、これからはフィジオとして加わったトーマス・アームブレヒト氏とともに、ドイツサッカー連盟のメディカル部門責任者に就任するヨッヘン・ハーネ医師と協力していくことになる。