ナーゲルスマン監督解任報道翌日、キミヒとフリック監督が代表戦の記者会見に出席

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　ちょうど翌日に国際マッチが控えているということで、金曜日の記者会見の席にはドイツ代表監督、そしてドイツ代表主将が出席した。ただそれは奇しくも前日夜に大きな話題となった、ユリアン・ナーゲルスマン監督解任報道に深く関わりをもつ２人であり、とりわけ同監督の前任者であるハンジ・フリック監督よりも、むしろ選手との関係性が冷えていく中でドイツ代表選手としては唯一、ナーゲルスマン監督の支持者だったと見られるジョシュア・キミヒに注目が集まった。

　今回はマヌエル・ノイアーの負傷、さらには若手により機会を与えることを目的にミュラーやギュンドアン、リュディガーらも不在ということもあり、キャプテンに就任していたキミヒは「基本的に、このようなことが大きな話題になっていることは理解できるよ」とコメント。「ただ一方では僕は特になにもクラブ側から連絡を受けているわけではないので、このことについて多く語ることはできないんだ。それはご了承いただきたい」と付け加えている。

　ただそれでも記者からの質問の返答への延長線で、「ユリアン・ナーゲルスマン監督は素晴らしい監督だと思う。これまで指導を受けた監督の中で３本の指に入るよ」と称賛。そんな監督人事の問題に「もちろん気になるのは仕方がない。だって日々いっしょに取り組んできた監督なのだから。でも練習や試合のときには特にそれは関係しないよ。部屋に戻れば読んだりする時間は十分にあるし」と語った。

　一方でそんなキミヒとともに壇上にあがっていたフリック監督は、「もちろん私たちにとっても、昨晩の見出しにはとても大きな驚きだった」とコメント。ただしキミヒと同様にユリアン・ナーゲルスマン監督、そしてバイエルン・ミュンヘンに敬意を表する形で、これ以上の発言については控える考えであることも併せて強調している、。