ドイツ代表フリック監督、ヴェルナーとフュルクルークの「２トップ」起用を明言

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　すでに前日にニクラス・フュルクルーク出席の会見にて示唆されてはいたのだが、通常であれば試合前に手の内を明かそうとはしないドイツ代表、ハンジ・フリック監督は翌日のペルー代表戦に向けて「２トップでいく」考えを明言。さらにより具体的に「ティモ・ヴェルナーとニクラス・フュルクルークでいく」とまで口にした。「練習でとてもうまくやっているし、ＰＡ内でとても存在感がある。ペルー戦でどういくか楽しみだね」

　なお今回のドイツ・マインツにて開催される試合において、ハンジ・フリック監督がすでに明らかにした先発メンバーは、ヴェルナーとフュルクルークの２ＦＷだけではない。ＧＫには負傷離脱したノイアーに代わり背番号１をつけるテル＝シュテーゲン、そして同じくそのノイアーに代わり主将を務めるジョシュア・キミヒの起用についても明言しており、改めてフリック監督はこの５日間の練習を満足感をもって振り返った。

　「新しいエネルギーが注入されており、この流れを非常に満足しているよ。インテンシティと集中力、そしてパスの質においても非常に高いものがある。これらは我々のプレーを構成する上で非常に重要な要素となるもの。そこで全員が自信をもって練習にコミットできている。それが土曜日の試合で確認できればかなり満足だ」

　特にそこで取り組んだ内容としてはカタール・ワールドカップも指摘されてきた、これまでフリック監督が繰り返し強調してきたボールに対するアプローチ、またオフェンス面における効率面の改善といった部分であり、それ以来初めてドイツ国民の前で迎える代表戦において、どのような最初の答えを選手たちが提示するのか。自国開催となるユーロ２０２４に向けたドイツの挑戦は、ここから幕をあける。