2023/03/31
ふくらはぎの問題から復調したロビン・ゴセンス、レギュラー奪取に向け闘志燃やす

©︎IMAGO/Kirchner-Media
これからリーグ戦も佳境を迎えるという中で、ロビン・ゴセンスが復調を宣言した。インテル・ミラノに加入して1年余りが経過した28歳のサイドバックではあるのだが、ただそれ以降はチャンピオンズリーグ7試合、セリエA23試合でプレー。そこでの2得点という結果は、アタランタ時代の29得点21アシスト(157試合)と比較すると明らかに見劣りするもの。結果的にそれが「キャリアで最悪」と南ドイツ新聞に対して語った、カタール・ワールドカップでの落選という結果につながることなる。
だが今はここから奮起を期しているところであり、「まずは自分の居場所を取り返すこと。それができてはじめて、代表復帰の可能性もでくるのだから」と、来年に控える自国開催のユーロを視野にインテルでのレギュラー奪取を誓う。「それができれば少なくとも、有力な候補の1人にはなれるはずなんだ。ぜひそうしていきたいし、ドイツ代表は僕とって1番大切にしていることだから」と言葉を続ける。
特に今回ふくらはぎの負傷からカムバックを迎えるであろうフィオレンティーナ戦は、まさにチャンピオンズリーグ出場権を争う重要な一戦となるところ。この重要な場面でゴセンスとしては改めて存在感を示し、定位置争いに名乗りをあげていきたい。一方でゴセンスはここのところ。サッカー選手が抱える精神疾患についても訴えているところであり、最近心理学の学士を取得したゴセンスはポッドキャストFootball Godsの中で、「これはサッカーだけにいえることではない。社会全体で言えることだけど、いまだにこのことは軽視される傾向にある」と述べた。