2023/04/10

リベンジ果たしたキミヒが相手ファンへ挑発行為。シュトライヒ監督「負けることが珍しいからかな」

©︎Getty Images

 土曜午後に行われた試合でバイエルン・ミュンヘンは、わずか数日前に喫したドイツ杯準々決勝での敗退のリベンジを、相手の本拠地フライブルクのヨーロッパパークで果たすことに成功した。試合後にはジョシュア・キミヒがフライブルクのファンに向かって歓喜を爆発させる仕草をみせており、ミヒャエル・グレゴリッチュと共にそれに苦言を呈したルーカス・へフラーには、主審からキミヒと共に警告が発せられる事態にまで発展している。へフラーの苛立ちはその後もおさまることなく、Sport1とのインタビューにて「彼は勝ち点3の確保を喜ぶべきであって、相手のファンを挑発するような真似はすべきではない。スポーツマンシップに反する全くもって不必要な行動だ」とコメント。

 一方のキミヒも自身の行動がスポーツマンシップに反するという批判を受け入れつつも、むしろそれを見せるに至ったのはフライブルク側からの挑発行為があったためだと主張。「スタジアムのアナウンサーが僕たちに向かって、火曜日には2−1で私たちは勝利しましたと叫んでいたんだ」と述べており、さらにウォーミングアップ中にはその試合の模様が「10分ほど流されて、僕たちに敗退をみせつけていたんだ」と語る。ただキミヒにはそれは10分にも感じたのかもしれないが、実際は2分程度のビデオだったのだが、それでも必定に辛い思いをした敗北を示すフライブルクの行為を「ある種の挑発だ」と考えていたとのこと。「いま振り返ると、そこまで悪いことでもなかったと思うよ。あの日の終わりということで少し大袈裟だったのかもしれないし、普段の僕はああいうことをするタイプでもないから」

 なおフライブルクのシュトライヒ監督はスカイとのインタビューの中で、「明らかに彼には大きな心理的プレッシャーがかかっていたのだろう」と理解を示し、それはフライブルクがバイエルンに3年連続でのドイツ杯早期敗退という屈辱を「誰も予想hしない」結果で味合わせたことにも起因しており、今回のキミヒがみせた行為をとりわけ大袈裟に考えるわけではないことも笑顔をみせつつ強調した。「確かに彼らは実際に勝利をおさめた後なのだから、あまり褒められるようなものではないだろうし、私の記憶するところでは我々が勝利した時に、相手のファンに向かってくようなことはなかった。ただバイエルンでは滅多に負けることがないから、ちょっと違うのかもしれないね」

トゥヘル監督、「反省点より収穫量が上回った結果」

バイエルンのトゥヘル監督は改めて今回の試合について振り返り、数日前の対戦のときよりも6本多い22本のシュートを放ちながらも「得点数にまで結びつけることができずに終盤までもつれこんだ」と総括。「確かに非常に多くのチャンスは作り出せていた」点は評価しつつも「それだけ好機を逸した」点も指摘する。ただデ・リフトがロングレンジからのシュートを「隙があったから放った」という狙い済ましたロングシュートは見事ゴールネットを揺らし先制。シュトゥットガルト戦に続く長距離弾が貴重な決勝点にもなり、それを指揮官曰く「フィニッシュの正確さと落ち着き、軽快さや自信、創造性の欠如」をハードワークでなんとか守り切っての勝利となった。「反省点より収穫量が上回った結果ということだね。」だがこれから迎えるマンチェスター・シティ戦では許されるものではない。それはバイエルンも十分に承知の上だ。

シュトライヒ監督、グルデを称賛

 この試合でフライブルクではマヌエル・グルデが前半30分に負傷交代。右大腿の軽度の筋損傷が核にされたことをシュトライヒ監督は明かしており、リーンハルト離脱以来ここまで代役を務める同選手について「とても調子が良かったから離脱は残念だ。彼は頭の回転も行動スピードも早いので強豪相手に良いプレーをみせることが多い」と述べ、バックアップながら必要とされた時に即回答をみせる「このチームの象徴的存在だね。彼の活躍は本当に嬉しいよ。練習では常に全力を尽くしており、その姿勢はワールドクラス。若手のお手本だ」と賛辞をおくった。なおリーンハルトはすでに復調しており戦列復帰。今度はそれをリーンハルトがみせる番だ。

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