激震のバイエルン：マネがサネの顔面をロッカールームで殴打か

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　トーマス・トゥヘル新監督の下で心機一転、軌道修正をはかりたかったバイエルン・ミュンヘンだが、むしろこの１週間ではますます暗雲が立ち込めている。ドイツ杯準々決勝ではＳＣフライブルクの前に敗退。さらにその後のＣＬ準々決勝マンチェスター・シティ戦では初戦を０−３と敗戦。もはや勝ち抜けは奇跡的状況といえるまでに追い込まれた。さらにそれだけにとどまらずこの試合後、ロッカールームでは乱闘騒ぎが起こっていたことをドイツの大衆紙ビルトが報じており、サディオ・マネがリロイ・サネに対して暴行を加えたという。

　どうやら後半８３分に中盤でサネがマネにパスを出したところうまく息が合わず、マネがレーンを駆け抜けてインターセプトされたことに対して、大声で不満を口にしていたことが引き金になっていたようで、その苛立ちはロッカールームまで持ち込まれた模様。そこで最終的にマネはサネの顔面に対してパンチを食らわせていたともいわれており、その結果で同僚たちが割って入りクールダウンのためにサネがロッカールームの外に出されたとのこと。なお現時点ではまだクラブ側からは、このことについて特に声明などは発表されていない。

ネッペＴＤがベンチから外されることに？

　だがどうやらキッカーが得た情報によれば、問題はこれだけにとどまるものではないようだ。マルコ・ネッペ氏が今後、試合中にベンチに座ることを禁じる見解が出ているという。２０１７年から２０２１年までスカウト部門を担当していた同ＴＤは、現在はサリハミジッチ競技部門取締役と共同でチーム作りを行なっているが、一方で最近では第４審判員に対して文句を言う姿がたびたび目撃。それが今後は早ければ週末よりみられなくなりそうだが、今はサリハミジッチ氏と共にチーム作りについての批判がクラブに内外から浴びせられているところでもある。