トニ・クロース、９年在籍でコパ・デル・レイ初優勝なるか

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　土曜日に控えるコパ・デル・レイ決勝の下馬評は、当然のことながらＣＬ王者レアル・マドリードが、ラ・リーガ１０位につけるオサスナよりも優位にある。ただとはいえ何が起こるかわからないのがワンマッチの魅力であり、加えてレアルは１９９３年以降にＣＬで８度優勝する傍らで、同大会ではわずか２勝しかおさめていないという嫌な数字もある。

　その中でバルサとの対決もあるにはあるが、それでも２度の決勝での対戦でいずれも優勝を果たしており、むしろアウトサイダーとの対決で足元を掬われる傾向があったことも、今回の対戦で嫌な予感を増長させるところがあるかもしれない。（２００９年と２０２１年では３部のクラブに敗戦）

　これまでレアル在籍９年の間で、数々のタイトルを手にするも、唯一このタイトルにだけ手が届かないトニ・クロースは、昨年に自身のポッドキャストにて「もしも、そのタイトルを手にできれば、大いに喜ぶだろうね」と述べ、獲得への意欲を強調。ただ仮に今回その夢が果たせなかったとしても、先日にクロースはレアル・マドリードと契約を延長したことから、来年にも獲得のチャンスはあるにはあるが・・・。