2023/05/11

「半年もフリーだけど」、あくまでマックス・クルーゼは現役続行を希望

©︎IMAGO/Oliver Ruhnke

 昨年11月末からフリーの状況が続いている、マックス・クルーゼ。今年の3月には古巣FCザンクトパウリのピッチにたち、そこでヤン=フィリップ・カラの引退試合に出場。合計17ゴールが決まる試合の火蓋を切る先制弾を沈めた35歳は、いまも引き続き現役生活続行にこだわりをみせている。週刊誌ディー・ヴェルトに対して元ドイツ代表FWは、「僕の考えとしては、まだ僕のサッカー人生は終わっていないということ。希望はドイツでできれば1部。そこにまた戻ってきたい」とコメント。

 これまでクルーゼはブレーメン、ザンクトパウリフライブルク、グラードバッハなどブンデスリーガで長年活躍、さらにフェネルバフチェを経て、ウニオン・ベルリン、そしてヴォルフスブルクでプレー。ただ昨年9月にニコ・コヴァチ監督から戦力外扱いとされたのだが、ただクルーゼによればその前の移籍市場が開かれていた時に何度も話し合いの場をもっており、「彼は大丈夫だ。このまま仕事を言ってくれたんだ」と回顧。出場への可能性については話していたにも関わらず、「市場がしまった1週間後には、僕から何も刺激がないと言われてしまったんだ」と語っている。

 それから冬の移籍市場でも新天地を見出すことは叶わず、この夏の移籍市場においても自身の立場がなぜ苦しいか、クルーゼ自身よく理解しているようだ。「これだけ長くフリーの状態になっていたのだから。体力に対する不安というのは、どうしても拭えないものがあるだろう」とコメント。一方でSNSでも積極的に活動しており、「Youtubeのようなものも楽しくはあるけどね、でも絶対にというほどでもない。いつだってやめれるものさ」と言葉を続けた。

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