2023/05/12
ブレーメン:ピーパーが足首の手術決断、フュルクルークは引き続き離脱

©︎IMAGO/Sven Simon
ヴェルダー・ブレーメンはアモス・ピーパーが、残り3試合を全休することを明らかにした。25歳のセンターバックは足首の問題に悩まされ続けており、近日中に手術を受けることになるという。ヴェルナー監督は「アモスがフィナーレに参加できないことは残念だが、ただ足首の問題のため残念ながら手術は不可避と判断した」と説明。第25節にはいったんこくふくして先発復帰も果たしていたものの、バイエルン戦にて相手選手(ニャブリ)から打撲を受け、55分には交代を余儀なくされていた。 「アモスは問題を抱えながらも、最近ではまたプレーができるようになっていたし、だから手術を受けることは見合わせてきたのだが、しかしながら話し合いの末に今すぐ手術を受けることにしたんだよ」
移籍初年度となる今シーズンにピーパーは、ここまでブンデス29試合(うち22試合で先発)し2得点をマーク。同選手の代役候補としては、これまでにもみられていたようにミロシュ・ヴェリコヴィッチの起用が見込まれるところだが、ただ金曜日のチーム練習では不在となっていたことからもこちらも出場が危惧されているところ。もしもの場合には17歳の期待の若手選手、ファビア・キアロディアにチャンスが巡ってくるかもしれない。
思いのほか長期離脱となったフュルクルーク
ちなみに離脱がつづくオフェンスの大黒柱、ニクラス・フュルクルークについても、ふくらはぎの問題のためにまだチーム練習参加が見送られている状況だ。思いの外、長期離脱となってしまったベテランストライカーについて、指揮官は回復の過程で感染症をわずらったことも影響したことを指摘しつつ、「いまは練習と治療によって」しっかりと対処していくことの重要性を強調。「いまは試合に出すことではなく、おちついて適切な」復調を目指していくとしている。今季中の復帰まだ残されているのだろうか?ヴェルナー監督は「その可能性はある」と述べるにとどまった。
ブレーメン、一部観客にチケット代の返金を発表
その一方でブレーメンは前述のバイエルン戦において、数回にわたり火器類が使用され、後半開始と後半の最中に2度、避難を余儀なくされていた一部の観客に対し、「特に花火の燃焼による物体の落下による危険がある場合、被害部分の避難が規定されている」ことから、チケット代を返金することが発表された。ちなみに影響を受ける列は、100-108ブロックの17-24列。