2023/05/21

痛恨の敗戦後も、前向くミュラー「反省し次で勝利して、ドルトムントの結果を待つ」

©︎IMAGO/Ulmer/Teamfoto

 土曜夕方に行われたブンデスリーガ第33節RBライプツィヒ戦にて、バイエルン・ミュンヘンは勝ち点差1にある2位ボルシア・ドルトムントにプレッシャーをかける勝利をおさめたかったものの、その結果は今季初となるホーム戦での敗戦であり、そしてむしろドルトムントには日曜の試合の結果次第で自力優勝の可能性を明渡してしまう流れにもなってしまったのだ。試合後、トーマス・ミュラーは「決してライプツィヒが、そこまでよかったとは感じてない」とスカイに対してコメント。

 確かにバイエルンは序盤では好調でセルゲ・ニャブリが先制点をあげたものの、その後はディフェンス面に隙が生まれ「後半ではビルドアップが脆弱となり、そして自分たちのミスから相手を優位にさせてしまった。それは自軍側のCKからの失点、そして2度のPKからも見て取れるというものだ」と言葉を続けている。

 その結果でバイエルンは1−3と敗れ、そしてブンデス11連覇も大いに危ぶまれることに。「これを過去のことにしてしまえるかどうか。それはこれからの流れ次第だよ」と日曜日に試合を行うドルトムントに目を向け、「僕たちにはまだ来週も試合があるし、ドルトムントとしてはこれから2試合続けて勝利をおさめなくてはならないということ。それが僕の今かんがえていることであって、とにかく自分たちのことをみつめ、そしてケルン戦で勝ち点3をとることに全力を尽くすほかない」と意気込みをみせた。

 「なぜこういったパフォーマンスになってしまったのか。今ここでそれを答えるつもりはないし、そこにエネルギーを消費しようとは思わない。次の試合で勝つことに全力を注がないと。それができてドルトムントの結果を待てるのだから」

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