2023/07/29
サミ・ケディラ氏がシュトゥットガルトのアドバイザーを退任。ドイツ代表SD就任か?

©︎IMAGO/Sportfoto Rudel
2022年9月からVfBシュトゥットガルトのアドバイザーを務めていた、サミ・ケディラ氏がこのたび契約を終了することが明らかとなった。1995年にVfBシュトゥットガルトに入団して以来、世界的な選手へと飛躍を遂げた元MFは、2007年にはそのシュトゥットガルトでブンデスリーガ制覇。その後レアル・マドリードやユベントス・トリノなどでのプレーし、2014年にはドイツ代表の一員としてワールドカップ優勝。現役引退後、昨秋にフィリップ・ラーム氏と共にアドバイザーとしてクラブに帰還していた。
これはボルシア・ドルトムントでマティアス・ザマー氏が務めている役割と同じもので、契約期間は当初昨シーズンいっぱいまでとされており、この度ケディラ自身が改めて「自分自身を見つめ直したい」との考えから、再びクラブを後にすることになったという。「サミ・ケディラ氏はシュトゥットガルトが非常に困難な局面にある中、その専門知識で古巣を救いアドバイザーとしての役割を果たすことを何の躊躇いもなく受け入れてくれた。共に仕事をした初日から、彼は非常に重要なファクターとなっていたよ」と、アレクサンダー・ヴェーレ代表はコメント。
そして今回「成功に終わった」この役割を通じて、「サミは選手としてのみならず戦略家として、専門家として、そして運営側においても、偉大なるキャリアを歩んでいくであろうという仕事を示してみせた。彼はさらにこの道を歩みつづけていきたいと思っているし、実際にそのようになると思うよ」とエール。現時点ではその行き先は不明ながら、以前より前述のマティアス・ザマー氏も務めていた、ドイツサッカー連盟のスポーツディレクター職への就任の可能性が指摘されており、現在は女子ワールドカップのためにオーストラリアに滞在中だ。
Beratertätigkeit von @SamiKhedira für den VfB erfolgreich abgeschlossen
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「お金は関係なかった」ニューベル、ドイツ代表入りを目指し「今はとにかく全力で」
先日バイエルン・ミュンヘンから1年間の期限付きにて加入した、アレクサンダー・ニューベル。「全力を尽くしベストを尽くす。ぜひプレーしていきたいね」と、ブレッドロウとザイメンとの定位置争いに向けて意気込みをみせた26歳は、「また意欲的にピッチの内外で声を出していきたい」とコメント。バイエルンからの移籍については「常に公言していたこと」とし、そのためには「お金は関係ない」と減俸の辞さなかったことも明かす。
その視線の先には常に自らの成長、そしてドイツ代表入りが入っており、「将来的なことをいえば、それは確かに僕の頭の中にあることだよ」と、ドイツの大衆紙ビルトに対して語った同選手は、「でもそれでこころを痛めているわけでもないし、僕はまだ若い。まだまだ成長できる。最終的にそれが代表につながるかはいずれわかるだろう。ただそれまで僕が毎日枕を濡らしているというわけではないさ」とも付け加えた。
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— VfB Stuttgart (@VfB) July 27, 2023