2023/08/07

kicker主催:ドイツ年間最優秀選手賞はイルカイ・ギュンドアン「本当に受賞できて嬉しい」

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 ブンデスリーガ得点王も授与するドイツのサッカー専門誌kickerが主催し、そしてドイツのスポーツジャーナリスト協会(VDS)のメンバーによって選出されるドイツ年間最優秀選手賞に、2023年度はイルカイ・ギュンドアンが選出された。マンチェスター・シティの主将としてチームをプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、そしてFA杯と3冠達成に導いたドイツ代表MFは、有効投票数612票のうち198票を集める圧倒的大差で、第64回ドイツ年間最優秀選手に選出。2位はヴェルダー・ブレーメンの昨季ブンデス得点王ニクラス・フュルクルークだった。

 「基本的にはチームとして獲得したタイトルが何よりも重要な成功であることには変わりはないけれど、ただずっとこのドイツ年間最優秀選手賞は意識していたし、もしも自分が受賞できれば素晴らしいだろうと思っていた、そしてそれをまさに実感しているところだよ。これまでの努力の賜物だと思っている。本当に大変な評価を受けたと感じているところだ」と喜びをみせた。なお同賞は昨季はフランス代表クリストファー・エンクンク、そして一昨季はポーランド代表ロベルト・レヴァンドフスキが受賞している。

 また年間最優秀監督賞もまた大差で、1.FCウニオン・ベルリンのウアス・フィッシャー監督が受賞した。57歳のスイス人指揮官は、昨季ウニオン・ベルリンをチャンピオンズリーグ初出場に導く手腕を発揮。今回は617票中293票を集めており、2位には1.FCハイデンハイムで初めてブンデスリーガ昇格を果たしたフランク・シュミット監督、3位は昨年受賞者クリスティアン・シュトライヒ監督となっている。フィッシャー監督は受賞にあたり「うれしく、そして誇らしく思う。ただこのような賞を受賞できる裏には、常にチームやクラブの支えがあってこそ。」と喜びを語った。

 

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