2023/08/16
ウニオン、ドイツ代表SBゴセンス獲得。元代表FWフォランドも獲得迫る

©️IMAGO/Revierfoto
5度の海外移籍を経てロビン・ゴセンス(29)が、ブンデスリーガとしてのキャリアを初めて歩むことになった。かつてシャルケへの移籍希望なども口にしていたドイツ代表SBについては、これまでレヴァークーゼン、フランクフルト、最近ではヴォルフスブルクなどとの繋がりも指摘されており、最終的には今季クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場の1.FCウニオン・ベルリンを選択。
「献身性、メンタリティ、チームスピリットを象徴する、ロビン・ゴセンスを我々は迎え入れることができた。これにより我々のサッカーにおいて重要な部分がさらに強化されているよ。」とルーネルト競技部門取締役はコメント。実際わずか数ヶ月前にはチャンピオンズリーグ決勝の舞台で、マンチェスターC相手に途中出場からエネルギッシュなプレーで同点弾をアシストしていた。
そのパフォーマンスを今度はブンデスの舞台で発揮し続け、その先に見据える来夏の自国開催ユーロへの参加に繋げて行きたいところ。「これまでにもいつか、ブンデスでプレーしたいとは言い続けてきたことだ」と述べたゴセンスは、「そのなかでここ数年とても印象的な飛躍をみせるウニオン」への移籍を決意。新天地との契約期間は2028年までで、移籍金額はクラブ史上最高額となる1200万ユーロだが、さらに成果に応じて1500万ユーロにまで増加する仕組みのようだ。
2022年冬より就任したシモーネ・インザーギ監督の下、浮き沈みの激しいシーズンを過ごしてきたゴセンスは、ここのところはその気迫溢れるプレーで再び出場機会が増加。とはいえバックアップの領域から超えるまでには至らず、セリエA通算39試合、コッパ・イタリア7試合、CL11試合という結果を残してクラブを後にすることとなる。
ウニオン、ケヴィン・フォランドも獲得か
さらに『Sky』の報道によると1.FCウニオン・ベルリンはもう1人、来夏のユーロ参加を夢見るドイツ代表経験者を海外から呼び寄せるようで、ケヴィン・フォランド(31)を巡りASモナコとクラブ間合意に基本的に達した模様。ゴセンスと同様にいつかブンデスへの復帰をすでに口にし、また所属クラブでは定位置の確保に至っていないという共通点をもつゴセンスは、昨季リーグ戦17試合に出場にとどまって3得点。再びドイツでの再起をかけることになりそうだ。