2023/08/25

テル=シュテーゲン、バルサと契約延長。さらに財政面でも支援?

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 マーク=アンドレ・テル=シュテーゲンが所属したクラブの数は、現役を引退するころには”わずか2つ”と紹介されるかもしれない。ボルシア・メンヒェングラードバッハから2020年夏に加入していた、FCバルセロナとの2025年までの契約を前倒しする形で更新。ここのところのアレマニーSDや後任のデコ氏との話し合いの結果、新たな契約機関が2028年に設定されたことが発表されている。

 これまで公式戦通算379試合に出場してきた同選手は、現在は副主将も務めており、昨季はリーガ最小失点数を記録。ロフェオ・サモラ賞を受賞しているが、サッカー面のみならずドイツ代表GKは財政面でもチームの助けとなった模様。スペインのマルカ紙によると今回の5年契約の最初の2年間でいったんサラリーの大幅減額に応じ、これでバルサがファイナンシャルフェアプレーの観点から余裕を生み出したあとで、契約期間の終わり頃にその分の金銭を受けとる仕組みで合意したという。特に現在は右SBジョアン・カンセロ獲得に向けてマンチェスター・シティとの移籍交渉も大詰めを迎えているところだ。

 

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