2023/09/13

ナーゲルスマン監督招聘?「バイエルンが理由で破談することはない」

©️picture alliance / osnapix

 来月に控える米国遠征までに、ドイツ代表としてはハンジ・フリック監督の後継となる、新たな指揮官の招聘を模索しているところ。そのなかの候補者の1人、ユリアン・ナーゲルスマン監督は、確かにフリーではあるがバイエルンとの契約は依然残されたままだ。移籍金が招聘のネックに?

 火曜日にアリアンツ・アレナにて行われた、ゲルト・ミュラー氏の記念碑の除幕式に出席した、ウリ・ヘーネス名誉会長は、「私はこの人事について一歳関与するつもりはないよ」と前置きしつつ、「特に話し合いの場がもたれているということもないのだが、ただバイエルンが理由となって招聘できないということはないだろうね」とコメント。

 さらにどうやら特に障害をもうけることはなく、2026年まで残されているサラリーの削減という狙いもあるようだ。ただこれまでパリ・サンジェルマン、トッテナム・ホットスパー、チェルシーなどの噂が取り沙汰されていたナーゲルスマン監督が、ドイツ代表入りを望むかどうかはわからない。

クロップ監督からは「NO」

 そのほかの候補者の中にはマティアス・ザマー(56歳)、オリバー・グラスナー(49歳)、ルイス・ファン・ハール(72歳)、シュテファン・クンツ(60歳)とともに、ユルゲン・クロップ監督もまた、あまり現実的ではないにせよ、多くの人にとって完璧な解決策として浮上。

 『Sportschau』の情報では、代理人が就任の可能性を否定。ドルトムント時代からの盟友であるヴァツケ連盟相談役会会長が打診をしたようだが合意は得られず、おそらく二足の草鞋を履くことに難色を示したのだろう。

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