2023/09/18

ドイツ代表にまたしても暗雲、タスクフォースからルメニゲ氏とミンツラフ氏が即辞任

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 ドイツサッカー連盟にまたしても不穏な空気が流れている。RBライプツィヒのオリヴァー・ミンツラフ相談役会会長と、バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルメニゲ相談役会会員が、ドイツサッカー連盟によるタスクフォースのメンバーから即時辞任することが明かされたのだ。「失意に終わったカタールワールドカップ後、タスクフォースを結成し組織的、人事的にも新たな方向性をもって解決策を模索していくことは、非常に重要なことだったと思う。とりわけドイツサッカー連盟や代表チームがどのような明確かつ厳格な哲学を持ち、そしてどのようにそれを認識していくかという点において」とミンツラフ氏はコメント。「ルディ・フェラー氏とハネス・ヴォルフ氏がポジティブな効果をもたらし、必要とされる安定化に貢献していってくれることだろう。これからはフェラー氏が適切なタイミングで次期監督を見出してくれると確信している」と言葉を続けている。

 ただルメニゲ氏は「2022年12月に設置されたこの委員会は、決定的な方向性を示すとともにドイツサッカーの幸福のため、永続的に貢献をしていくはずであった。しかしながらドイツサッカー連盟における公共性の高い現在の専門家会議では、効果的んも効率的にも目的意識をもって活動的るような、適切な決定権というものが与えられていない。加えてタスクフォースはドイツサッカー連盟の重要な決定に関与すらしておらず、場合によっては知らされることもなかった。たとえばアンドレアス・レティッヒ氏のマネージングディレクター就任は、非常にデリケードな人事問題であるにも関わらず、我々がこのことを知ったのはメディアを通じてのことだったのだよ。それでは信頼関係など構築できるはずがない」と説明。これでタスクフォースはドイツサッカー連盟のフェラーSDとベルント・ノイエンドルフ会長、そしてハンス=ヨアヒム・ヴァツケ相談役会会長というメンバーとなった。

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