2023/12/10
2023/09/22
CL3人目、通算100勝目にもトーマス・ミュラー「まだまだ通過点」

©︎IMAGO/Laci Perenyi
水曜夜に行われたチャンピオンズリーグGL第一戦マンチェスター・ユナイテッド戦にて、試合の終盤にマティス・テルとともに投入されたトーマス・ミュラーだったのだが、しかしながらこの試合の主役の座はむしろフランスから来た若武者に譲ることになった。ミュラーは至近距離から決定機を迎えるもののポストに嫌われ、逆にテルは乱打戦に終止符を打つ4得点目をパワフルかつエレガントにゴール。試合後スウェン・ウルライヒからは「全ての若手選手にとっても模範」として賞賛の言葉を受けていた。
だが試合後に主役に躍り出たのは、やはりミュラーだった。2009年春にクリンスマン監督の下、チャンピオンズリーグデビューを飾って以来、あしかけ14年で通算143試合(53得点)に出場してきたドイツ代表は、歴代3人目となるCL通算100勝目も達成。「少し感傷的な気持ちになるとするならば、これはあまりに長く続く旅路となったということ。チャンピオンズリーグという舞台においてね」と、ミックスゾーンで笑顔を浮かべつつ語ったミュラー。
あとはカシージャスはもつ101勝目をすでに射程距離にとらえ、さらに115勝を挙げているクリスチアーノ・ロナウドについても、いまは中東の地にいることから不可能ではない。「僕たちはまだ終わっていない。まだこれはただの通過点だよ!」とミュラー。ただバイエルンとの契約はまだ来夏までとなっているところ。こちらの将来については近く、話し合いの場が設けられる予定だ。