2023/09/28

元ドイツ代表セバスチャン・ルディ、33歳で現役引退を決意

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 この夏に合計11年間在籍したTSGホッフェンハイムを後にし、ここまで現役続行の判断をオープンにし続けてきたセバスチャン・ルディが、3ヶ月間の熟考の末にそのままスパイクを脱ぐ決意を固めた。33歳のMFは、「まだ僕はサッカーを楽しめている。それをやめるつもりはないんだけど」と前置きしつつ、「ちょっと様子をみて、アマチュアリーグをみてみようと思う。たぶんだけど、そこでちょっとまたサッカーをするんじゃないかな」と言葉を続けた。

 VfBシュトゥットガルトにて育成sれ。2010年にホッフェンハイムに移籍したルディは、7年間在籍しドイツ代表にまで飛躍を果たすと、そこからはバイエルン・ミュンヘンにフリートランスファーにて移籍。ただそこではタイトルこそ手にしたが、定位置を手にすることは叶わず、それからシャルケに移籍金1600万ユーロで加入。出場機会を求めてのものだったが期待に応えるパフォーマンスは見せられないまま、最終的には再びホッフェンハイムに帰還している。

 そしてクラブでの最多出場記録を、今年の4月に友人であるオリヴァー・バウマンに更新されるまで保持していたルディは、ブンデス通算358試合(17得点、40アシスト)、ドイツ代表通算29試合(1得点、2アシスト)という結果を残してピッチを去ることに。バウマンは「素晴らしいキャリアに祝福の言葉を送りたい。僕らは小さい頃から互いを知る、本当に良い仲だ」と労いのことばを送った。

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