2023/10/07

バイエルン:ジェローム・ボアテング復帰は見送り。若手クレツィヒとはプロ契約

©︎IMAGO/Sven Simon

 最近バイエルン・ミュンヘンの練習に参加していたジェローム・ボアテングだが、ドイツの大衆紙ビルトが報じていたように、今回は最終的に復帰が見送られることになった。ビルト紙ではその理由として、一部から批判の理由となっている元恋人への暴力疑惑の裁判が審議再開となったことが決め手になったというが、しかしながら金曜日の会見ではまだ結論を否定していたトゥヘル監督は「私はあくまでスポーツ面における責任を負う者として、今回の決定が先入観のないサッカーの決定であってほしいと」と要望。さらになにもまだ決定していないし、我々は今日の午後、関係者全員、クラブも含めて、このことについて明確にしていくところだよ」と説明していた。

 しかしながらその話し合いの結果として、そクラブ側では夕方になって「ウパメカノとキムが再び痛みなくプレーできるようになったこと、そしてデ・リフトが回復傾向にあるため、センターバックの人事状況が緩和された」ためと伝えている。ちなみに先日のドイツ杯では三人のセンターバックが欠場する異常事態となり、その後のリーグ戦でキムとウパメカノは復帰したが、試合後に指揮官は「まだ万全ではない」と説明。またデ・リフトに関してはまだしばらく離脱が続くところであり、一部では4週間にもなるとの見方もなされている。

バイエルン、若手クレツィヒとプロ契約

 その一方で今季ブンデスリーガデビューを果たし、さらにドイツ杯初戦ミュンスター戦ではプロ初得点も決めた20歳、フランス・クレツィヒがプロ契約を締結した。ニュルンベルクにて生まれ育成された、ウィングを主戦場とするクレツィヒは、今回の2027年までの契約について「期待とチャンスをくれたことに感謝するとともに。これからもベストを尽くしていうく。これが出発点だ」と意気込みをみせた。

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