2023/10/10
もう開催確定?サウジがFIFAに2034年W杯開催希望を申請

©︎IMAGO/Propaganda Photo
サウジアラビアサッカー協会SAFFが月曜日に発表したように、2034年ワールドカップ開催を申請するための正式な意向表明を世界協会FIFAに提出した。 サウジアラビアが大会開催を希望しているという噂は以前からあったが、先週サウジアラビアが申請の意向を正式に発表した。 同州は現在、正式に申請手続きを開始している。
「これは、我が国が着手している非常にエキサイティングな旅の第二歩です」とヤセル・アル・ミセハル協会会長は声明の中でコメント。 「これにより私たちは、人々の夢を実現するための旅を続けていくことになります」と言葉を続けた。さらに声明によると、この申請は「70以上のFIFA加盟協会から公的支援」を受けているという。。
すでにサウジアラビアが2034年大会の開催地として圧倒的な本命と考えられているのには、いくつかの理由がある: まず、FIFAは先週、2030年ワールドカップの開催地をスペイン、ポルトガル、モロッコに決定。 ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイも試合を開催する予定で、トーナメントは3大陸で開催されることにことから、 ローテーションの原則により、2034年の開催候補国として残るのはアジアとオセアニアだけだ。
批評家らはFIFAが申請プロセスの加速化に関する決定をしたと主張し、とりわけ大規模な人権侵害で非難されている国に道を開いたと非難。その財力はこの夏の移籍市場でも話題を席巻するほどで、逆にスポーツウォッシングとしての逆風も強まっているところ。なお オーストラリアも申請の可能性を検討すると発表してはいるが、各協会がFIFAに大会開催への関心を登録できるのは10月31日までとなっている。