2023/12/10
2023/10/17
フィリップ・ラーム氏、ドイツ代表の初陣に好評価

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来夏に迎える威信をかけた自国開催のユーロに向けて、ユリアン・ナーゲルスマン新監督を迎え入れ臨んだ、米国代表との初陣では3−1と白星スタートを無事切ることができた。今大会トーナメントディレクターを務める元ドイツ代表主将、フィリップ・ラーム氏はあらためて、「非常に良いものだったと思う。とてもポジティブに見ているよ」とコメント。
特に今回の練習では青年指揮官と元ドイツ代表FW(サンドロ・ワグナー)が積極的にピッチに立つ姿が印象的だったが、「チーム事態がいかに情熱をもって戦えるのか。その熱意というものがいかに早く広がりをみせられるものなのか。それを目の当たりにしたと思う」と評価。それは前回のフランス代表とのテストマッチでの勝利から見えていたという。
ただその一方でドイツ国民としてみればまだ2勝をおさめたにすぎず、そこまでの熱量をもっているとはいいきれない。「勝つにこしたことはないさ」というラーム氏は、あらためて長期的視点でこの流れを変えていくために多くのことが求められているとも考えており、「何よりもまずドイツ国民が、このチームに対してアイデンティティを感じられないとはじまらない。ユーロで成功をおさめるためには、1つの核、1つの顔が必要になってくるものさ」と言葉を続けている。