2023/10/28
エル・クラシコ初参戦も、ギュンドアン「僕は経験値をもたらすために来た」

©︎IMAGO/Pressinphoto
ニュルンベルク時代にはフュルト、ドルトムント時代にはシャルケ、そしてマンチェスター・シティ時代にはマンチェスター・ユナイテッドとの、それぞれ激しい宿敵とのダービーを経験してきた、イルカイ・ギュンドアン。そんなドイツ代表MFにとって今回のエル・クラシコは、新次元の熱い宿敵同士による戦いの初舞台を踏むことになる。
だがそれでも33歳のベテラン選手としてはむしろ、「チームとしては最近よりもっと落ち着いてこの試合に臨む必要があるし、シャフタール戦のような浮き沈みをみせることのないよう、もっと制御していかなくてはいけないんだ。ここ数試合では決定機でのミスもあったし、僕としては全体が落ち着けるよう経験をもたらすことも仕事の1つだと思っているよ」との考えを示した。
特にバルセロナではギウやロペス、ヤマルら非常に若い選手たちの躍動が著しい反面、そういった「必須とされる落ち着きレベルと見出すこと」はベテランにとってはより一層期待がかけられていることは間違いない。「チームメイトがよりよくなる、そのために僕はここにきたんだ」
なおレアル・マドリードにおいてもジュード・ベリンガムや、ジュニオール・ヴィニシウスなど、新世代の台頭著しい状況にあるが、ただ後者に関してはプレー以外の部分でも高い注目を集めているところ。その評判は稀有なほどに二極化している選手でもあり、「彼の行動を挑発的とみる人もいるのかもしれない。ただ僕はそうではないけど」とギュンドアンは理解を示しつつ、「彼自身だって、そういうことをするならばブーイングを受けることは予想できているはずだしね。ただそれを彼自身が望んでいるとすればまた話は別だけど。僕にはわからないよ」と言葉を続けた。