2023/11/09
バイエルン:ドイツ代表ムシアラが大腿負傷で前半に交代

©️AFP via Getty Images
水曜夜に行われたチャンピオンズリーグGL第4節ガラタサライ・イスタンブール戦にて、先発出場していたジャマル・ムシアラの時間は前半のうちに終わりの時を迎えてしまった。37分に左大腿を手で抑える様子をみせると、その後に医療スタッフによって一時的に治療を受けた後に交代。代わりにはトーマス・ミュラーが投入されている。
現時点においてはまだ負傷の度合いなど、詳しいことは不明で、トゥヘル監督にとってみれば明らかに選手層の薄い守備陣よりも、攻撃陣のほうがまだ代替選手の選択肢があるとはいえるのだが、ただいずれにしても状況次第で今後のやりくりを迫られることになり、それはこれから2度目となる代表戦期間を迎えるドイツ代表、ユリアン・ナーゲルスマン監督にとっても同じ事だ。
ドレーセンCEO、ムシアラとウルライヒの延長を目指す
その一方でムシアラには既に多くのビッグクラブからの関心が寄せられているところだが、試合前にこのことについてドレーセンCEOは「重要な選手でドイツが誇る最高の才能の1人。彼をおいてずっといたいと思える選手がほかにいるだろうか」とコメント。当然2026年まで残す契約の更新を目指すことは明らかで「きっとうまくいくはずだ」と語った。
またノイアー不在の間バックアップを務めたスウェン・ウルライヒについても「非常に感謝しているし素晴らしい仕事をしてくれた。彼と延長交渉を行なっており、実現に向けて楽観視している。それに値する素晴らしい人間だよ」と明かしている。
ドレーセンCEO、トゥヘル監督を擁護
ここのところ解説者らとの舌戦で話題となっているトーマス・トゥヘル監督については、ドレーセンCEOは「全面バックアップ」を強調し、10試合で38得点7失点という過去8年になかったほどの好スタートにも関わらず批判の声があがる事に疑問。「確かにザールブリュッケン戦での批判は全く問題はないし、我々もショックだった」としつつ、全体像と批判の声には「マッチしているとは思えない」と指摘。「批判の声は甘んじて受け入れるとしても、同時に我々が自分達のみならずドイツサッカー界にいかに貢献しているかも認めてもらいたい。そして我々が勝利した時には批判だけでなく称賛を受けるべきだと思う。」と語った。