2023/11/15

新技術搭載:環境により優しいユーロ2024の公式球『フールバルリーベ』がお披露目

©️adidas

 UEFAとアディダス社は、2024年6月14日から7月14日にかけてドイツで開催されるユーロに向けた、公式球のプレゼンテーションを決勝の開催地ベルリン五輪スタジアムにて行った。イベントには今回のドイツ代表参加を見送ったマヌエル・ノイアーや、ユーロのトーナメントディレクターを務めるフィリップ・ラーム氏、アンバサダーを務めるセリア・サジッチ氏らも出席。

 白いボールにはカラフルなエッジと円弧が特徴的に黒い三角形のパターンで彩られておr、これは「ボールの動きとゲームのダイナミクス、そして色には参加国の多様性とサッカーにおけるシンプル性」が表現されているとのこと。またボールには開催都市10ヶ所の名前も記されている。

 今回『フールバルリーベ(日本語でサッカー愛)』と名付けられたボールは、トウモロコシ繊維、サトウキビ、木材パルプ、ゴムなどを用いながら従来よりもサスティナビリティを重視した材料が含まれており、さらにテクノロジーとしても「コネクテッドボールテクノロジー」が欧州の大会で初搭載。これによりボールの動きと位置はより正確に追跡可能になるという。

ノイアー「3月の代表戦で」

 果たしてその場にマヌエル・ノイアーの姿はあるのか?「3月の代表戦で復帰することが僕の目標だよ。そこで野心的にいきたい」とコメント。「ナーゲルスマン監督はバイエルンでも監督だったし、とてもいいと思う。常に連絡もとっているし順調にきていることへとても喜んでくれた。またここで名乗りをあげられるようになったこと自体が喜びだよ。特に自国開催のビッグトーナメントだからね。特別なものがある」

 ちなみにこの日にフランクフルトで行われたドイツ代表の会見にはバイエルンの2人、ゴレツカとニャブリが出席。前者は「マヌのこの怪我からの復帰はすごいことで、彼の懸命な取り組みを目の当たりにしたけど、それはもう思い出しても鳥肌ものさ」と脱帽。また後者は「マヌはとんでもないスキルの持ち主。長期離脱してたけどまたプレーでいせている。だからこれから更なる高みを目指すのは当然のことだよ」とエールを送った。

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