2023/11/16
ニャブリとゴレツカ「ユース代表では結果を残したけどA代表では…」

©️IMAGO/Kessler-Sportfotografie
先月のユリアン・ナーゲルスマン監督によるドイツ代表監督デビューでは、前腕骨折のために参加が見送られていたセルゲ・ニャブリ。ここまでまだリーグ戦4試合のみの出場で得点もアシストもなく「その部分では遅れをとっているね。まだ本格的にパフォーマンスを発揮するような、そういう流れに乗れていないんだ」と、フランクフルトにて行われたドイツ代表での会見にてコメント。「いまは良い感覚を覚えているし、できる限り最高の調子を維持していけるようにしたい」と意気込みをみせた。
また今回初顔合わせとなる代表コーチ陣については、「サンドロ・ワグナーについてはチームメイトでもあったし、とても面白い人なんだ。こんなにも早く彼がこのような道を歩めたこと、そしてここでまた彼と再会できたことは僕にとって驚きといえるだろうね。でもとても真面目な性格で非常にやる気にも満ち溢れている人だよ。これはとても良い組み合わせだと思うし、彼と一緒にいるのは楽しいね」とニャブリ。まさにそれこそニャブリ自身が求めている要素でもあるだろう。
そしてこれからキャリアでの巻き返しもはかっていきたい。「ユース代表では大きな成功をおさめてはいるのだけど、でもA代表ではそれができていない。それは明らかに気にしていることで、それを今度の夏には変えたいと思っている」これには同世代のレオン・ゴレツカも同様で、「僕たちはユース時代では大きな成功をおさめていたんだ。なのにコンフェデでの優勝以外はA代表で結果をのこせていない」と吐露。「これを修正したいというモチベーションは日増しに高まる一方だよ」と意気込みをみせた。
ゴレツカ「保護装置はかさばる」
なおゴレツカに関してはニャブリと異なり今もなお骨折の問題を抱えているところ。そこで保護装置を装着してもプレーとなるのだが「かさばるので少し面倒なんだよ」と特に靴紐を結ぶときが厄介のようだが、ただプレー自体に関しては「そこまで邪魔になっているわけでもないんだけどね」という。
そしてこれからの代表での戦いにむけて「競争が非常に厳しいことは分かっている。。しかし同時に、自分にはチームを助けることができる資質があるとも確信している」と意気込みをみせた。 「今回のような怪我は試合の一部にすぎない。私は再びプレーしているし、これまでの自分のシーズンにはとても満足しているよ」