2020/01/16

フランクフルト、ドルトムントのブルン・ラーセンに関心


 今シーズンはここまでわずか、リーグ戦4試合のみの出場にとどまっている、ボルシア・ドルトムント所属ヤコブ・ブルン・ラーセン。デンマーク代表MFとしてはあまりに物足りない数字であり、17才ジョヴァンニ・レイナの今冬の猛アピールによって、悪化こそすれ現状が改善されることはないだろう。ルシアン・ファヴレ監督は、後半戦初戦にむけて「レイナはメンバー入りする」と既に確約した。
 そのため21才のブルン・ラーセンは今冬にも新天地へと移籍する可能性があり、その行先は同じブンデスリーガ、アイントラハト・フランクフルトとなるかもしれない。これは他のメディアによって報じられたもので、kickerでもこの情報の確認をとった。なお加入の方法としては、買い取りオプションつきのレンタルが指摘されているが、ドルトムントが2021年まで契約を残す同選手の売却を目指している事に驚きはないだろう。
 攻撃的ポジションならば複数でプレー可能なブルン・ラーセンは、フランクフルトのオフェンス陣をさらに豊かにするものであり、特にヒュッター監督が好んで採用する4−4−2の両ウィング、さらに3バック時の両SBとしてオプションとして考えられるだろう。コスティッチとダ・コスタ以外では、チャンドラーは長期離脱明けであり、ドゥルムはまだ以前のような姿をみせられていない。

 その一方でドルトムントは、王座奪還を目標として掲げた今季、リーグ戦4位で後半戦初戦を迎えることになり、特にこれからの3試合ではアウグスブルク、ケルン、ウニオン、ブレーメンと、勝ち点の取りこぼしが許されない中で、下位を中心とした戦いが続く。ツォルクSDは「我々には常にプレッシャーがある。それをうまく乗り越えていくさ」と述べ、「後半戦で良いスタートを切りたい。そのために取り組んできたんだ」と意気込みをみせた。
 

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