2022/01/27
ドルトムント、カリム・アデイェミ獲得が具体化
エルリング・ハーランドの後継として、カリム・アデイェミがボルシア・ドルトムントへと加入することになるのだろうか?今夏におけるRBザルツブルクからの移籍が、具体化をみせてきている。
確かにドルトムントはハーランドとの2024年まで契約を残しているものの、今夏に行使可能な例外条項に定められる金額を支払うクラブがみつかれば、ハーランドは自らの決断でクラブを後にする権利を有しているところ。
そのため日を追うごとに退団の可能性が高まりをみせている中で、ドルトムント首脳陣は移籍・残留のいかんにかかわらず、FWの強化へと着手。そこで白羽の矢が立ったのが、どうやら同じくエルリング・ハーランドを迎え入れたオーストリア1部RBザルツブルクのアデイェミだったようだ。
欧州の様々なクラブから熱視線が送られている若きドイツ代表FWについては、どうやらドルトムントは依然ポールポジションで争奪戦を展開している模様。次期SDとなるセバスチャン・ケール氏も、今回の代表戦期間を利用してザルツブルク入りしたとの情報がスカイから伝えられた。
ただしアデイェミをそのまま、ハーランドの後釜に置くことはできない。同選手はハーランドのタイプというよりはむしろ、ジェイドン・サンチョに似たタイプのドリブラーであり、加えてアデイェミ獲得以外にドルトムントがセンターフォワード獲得へ大金を投じることも考えにくい。
コロナ禍にあって財政的打撃を被っているのは、決してドルトムントもその例外ではなく、そのためハーランド移籍となった場合には、実際に不在時にローゼ監督がみせたように、フレキシブルな選手を配置するスタイルへと変化させていくことが考えられるだろう。