2022/03/18

ドルトムント、ケルン戦でも「120%」の力を要求。3選手に復帰の可能性


 ここ2試合のビーレフェルト戦、そしてマインツ戦でみせた戦いぶりが、決して華々しいものではなかったことは、ボルシア・ドルトムントでも認識している。だがそれと同時に多くの主力選手不在の中で勝利を重ねていったということもまた事実であり、「厄介な相手にもチーム一丸となって任務を遂行し、熱心の守備に勤しんでいた」ことをローゼ監督は評価した。
 これまでのような相手を攻撃力で圧倒するのではなく、こういった勝利ができたことをむしろ満足感を覚えており、「サッカーの基本となるものをピッチ上で表現できた。良いサッカーもしてきたが、こういった美徳もまた重要なものだと思うよ」と説明。そしてそれはこれから迎える「90分以上プレスや激しさで攻め立てる」ケルン戦でも求められることだろう。「120%の力を発揮しなくては勝ち目はない」
 確かに首位バイエルンとの勝ち点差は4にまで縮めることに成功したとしても、「大切なことは、自分たちのことについて大切にしていくということだよ」と強調。「空虚な言葉なと必要ないし、逆に自分たちのことを軽んじる必要もない。」とし、「バイエルンはこれからも勝ち点を得ていくことだろうし、我々もまた勝ち点を得ていかなくてはならないということ。シーズンがどうなっていくかは、その結果でみてみることになるさ」と語った。
 なおこの試合ではマルコ・ロイスが体調不良のために欠場。一方でラファエル・ゲレイロはコロナ感染からの復帰にゴーサインが出されており、マッツ・フメルスについては早ければ土曜日に判断するとのこと。またマヌエル・アカンジについても「昨日はフルメニューをこなしていた」ことからも復帰が期待されているところだ。「マッツと共に、とてもしっかりとした印象を残していたよ」
 

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