2022/05/03

ドルトムント:今夏2人目のドイツ代表CB、シュロッターベック獲得


 ボルシア・ドルトムントはSCフライブルクより、ニコ・シュロッターベックの獲得を発表。これによりセンターバック陣の再編がさらに進められることになる。なお両クラブの取り決めにより契約内容の詳細は明かされておらず、ただ確かなことは契約期間が2027年までであることだけだ。これにより今季すでに50失点と17位ビーレフェルトに並ぶ失点数を記録してきたボルシア・ドルトムントは、来季に向けてニクラス・ズーレに続き、さらなるドイツ代表センターバックの獲得に成功した。
 
 「ニコ・シュロッターベックは飛躍を遂げている若きドイツ代表選手であり、まさにドルトムントが掲げていた選手像にマッチする選手だよ」と、まもなくして20年間に及ぶスポーツディレクター時代に幕を下ろすミヒャル・ツォルクSDは強調。そしてその後を受け継ぐセバスチャン・ケール有資格部門担当は「私もニコと同じ年頃に、フライブルクからドルトムントに渡ったんだ。あの時の私のように、彼にとってもここが新たな故郷になることを願っている」と述べ、特に感銘を受けた点として「ニコは多くのクラブのオファーの中で、決して金銭的に最善ではなかった、むしろ成長していくために意識的に今回ドルトムントを選んでいる。」と語っている。
 一方で、2017年夏からフライブルクでプレーし、2019年にはブンデスデビューを果たして、2020年よりレンタル移籍したウニオン・ベルリンでブレイクした同選手は、今回の移籍決断にあたり「関係者各位と話し合いを行った上で、本日2022年夏からボルシア・ドルトムントへと移籍することを発表する運びとなりました。」とコメント。そして今季出場した30試合すべてで先発出場し、前回の代表戦ではドイツ代表デビューを果たした22歳は、「シーズンののこり3試合に向けて、フライブルクに100%集中することが重要である」とも説いた。
 

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