2022/08/28

重圧跳ね返し、初得点のモデスト。テルジッチ監督に感謝の抱擁

©︎imago images

 いかにアンソニー・モデストにのしかかっていた重圧が大きいものであったのか、それはこの日に行われたヘルタ・ベルリン戦での、ゴール後にみせたパフォーマンスからも見て取れることだろう。歓喜の雄叫びをあげ、アウェイベンチへと長い距離を駆け寄り、そしてエディン・テルジッチ監督と抱擁していたのだ。

 この日までしばらくの間、まだ加入から2週間足らずにも関わらずすでにモデストに対しては、ドルトムントのサッカーとの相性について疑問の声が寄せられていた。それは木曜の記者会見の席にてセバスチャン・ケールSDが、「時期尚早」と苛立たせるものであり、同時に忍耐をもって見守る必要性を訴えていたものの、そこで変化をみせたのはむしろモデスト本人。前節ではブレーメンに試合終了間際の3失点で敗戦した、嫌な雰囲気を払拭する貴重なゴールで勝利へと貢献している。

 「チームメイトから供給してもらえたから。ストライカーとして多くボールに触れれば、やりやすくなるものだよ」と、モデストは説明。特にこの日のドルトムントはサイドアタックを多用する姿が見受けられており、そこからヘルタ陣内へと幾度となくクロスが蹴り込まれ、昨季ケルンでも同僚だったサリフ・エズカンが右サイドより中央にあげたクロスを、空中に舞い上がったモデストによってゴールネットを揺らすことに。

 「ちょっと、時間がかかってしまったけどね」と語ったモデストは、「自分にどれだけの批判が寄せられているか、それは確かに耳にしていたことではあるけれど」と言葉を続けつつ、テルジッチ監督からのサポートに対して感謝。遂に呪縛から解放されたモデスト、ドルトムントとのサッカーの相性について問うには、ケールSD曰く「時期尚早」。これからマッチするところを証明し続けていきたい。

ボルシア・ドルトムント ボルシア・ドルトムントの最新ニュース