2022/08/30

”セクシーではない”エズカンが、ドルトムントに「絶対必要だった理由」

©︎IMAGO:Kirchner-Media

 先週末に行われたヘルタ・ベルリン戦で、ボルシア・ドルトムント移籍後初出場を飾ったサリフ・エズカンだったが、そこで待っていた仕事量はまさに山積み状態であった。中盤をコントロールしながらボールをダッシュし、空いたスペースに飛び込み、対人戦へと積極的に挑み、そしてケルンでも同僚だったモデストにピンポイントのクロスで決勝弾をアシスト。また相棒ベリンガムが守備面でまだ戻りきれていないと判断した場合には、幾度となくその位置に戻れるようにケアする様子も見受けられていた。

 これまでドルトムントに欠けていた守備面での積極性と粘り強さ、断固たる決意といった要素こそ、「クリエイティブなスピードある選手が揃ううちにおいて、サリフは異なる部分、つまり”セクシー”であることが重要ではない選手なのだ」と、テルジッチ監督が評価する部分であり、「どうしても彼を獲得したい」と思っていた理由なのだ。「彼らが輝けるよう、サリフはその背中を押してくれる存在なのだよ」

 昨シーズンではケルンにおいて、ボール奪取とビルドアップの両面でみせた活躍が、ドルトムント首脳陣を唸らせたものだったのだろう。確かにベリンガムやダフードのようなタイプの選手にとっては特に、エズカンのようなタイプは後押ししてくれるタイプの選手だ。ただ試合終盤で体力が尽きたことは、足の打撲によって5月以来の実践復帰であることを踏まえ、致し方ない部分だろう。ただそれでも期待に応えられる一端は垣間見せており、「安定してもっとよくなるのを待っている。大いに我々を楽しませてくれるはずだ」と指揮官も興奮気味だ。

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