2022/09/11

ドルトムント:攻撃面で精彩を欠いた事が、守備面でのツメの甘さを生む結果に

©️IMAGO/Christian Schroedter

 土曜午後の試合後には英国人ジャーナリストから、「英語の方が得意そうだから翻訳しようか?」と冗談を投げかけられたものの、さすがにこの日の敗戦劇には普段気さくな絵ディン・テルジッチ監督も沈んでおり、「できるけど、でもそんな気分じゃない」と力なく笑顔を浮かべ応えるほかなかった。「本当に辛いものだった。ただそこにはいくつか理由がある」

 数日前に監督交代劇を敢行したライプツィヒを率いたのは、直近の元指揮官マルコ・ローゼ監督であり、ドルトムントは序盤こそ順調な立ち上がりをみせたが「5・6分良いからといって十分にはならない」と指揮官は苦言。その後に最初のカウンターで、シュロッターベックのカバーの甘さから、最初のチャンスをライプツィヒがものにして先制すると、そこからドルトムントはパワーダウン。前線のモデストは全く機能せず63分に1度存在感を示したのみ。ドルトムントはなかなか深い位置を突くことができず、特にテルジッチ監督はアデイェミ、マレン、アザールらの欠場で失われた「スピード感」の欠如を嘆いた。

 それでもライプツィヒのミスに乗じた反撃をみせてはいたものの、なかなか攻撃で打開するには至らず、ようやくポゼッションからライプツィヒの背後を突く場面を作り出しても、今度はパスの精度を欠いて活かすことができない。例えばブラントは前線で受け手を模索し保持し続けるも、シュラーガーやライマーの餌食となり6回もロストするなど、ボールを失っては後退を繰り返す展開をみせ、走らされたことで体力は消耗。ここぞという場面では踏ん張りきれなかった。「今日はこれまで良かった部分が出せなかった。アグレッシブさ、コンパクトさ、細かなケア」と不足点を挙げたテルジッチ監督としては、わずか数日後に控えるマンチェスター・シティ戦に向け、再びそれらを取り戻していかなくてはならない。

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