2022/10/01

テルジッチ監督、古巣ケルン戦でのモデストのゴールを期待「うちは一向に構わない」

©️IMAGO/Kirchner-Media

 この夏まで所属していた1.FCケルンのスタイルは、まさにアンソニー・モデストにマッチしたものであった。クロスが供給され、そこでモデストは応えて得点、また得点を重ねていく。ファンたちも時にクレイジーなユーモアをみせるコートジボワール代表FWを愛し、自分のコーヒーのPRのみならず、様々なことを許してれていた。そんな中でのボルシア・ドルトムントへの移籍。ファンたちからは憤慨の嵐が巻き起こっており。また移籍先のドルトムントでもまだ思うような活躍をみせられぬまま、モデストは再びケルンの地へと戻ってくるのである。

 ここまでドルトムントで決めたゴールはわずか1得点。確かにそれはヘルタ・ベルリン戦における貴重なゴールではあったとはいえ、今夏に病気のため長期離脱に入ってしまったセバスチャン・ハーラーの穴埋めとしての期待はまだ応えられず、自らの自信もノーゴールに終わるたび喪失していくことに。ディフェンス面でも精力的に取り組み、ペナルティエリアでの奮闘やコンビネーションへの参加もみせるも、それが功を奏する場面はほとんどみられない。メディア、そしてファンからも焦燥感が募る日々・・・。それでもなおクラブ側は批判することなく、テルジッチ監督はむしろお膳立てなどのようなプレーを挙げて擁護。「きっとそれが彼自身にも報われる日がくるはずだ」とみている。

 特に今回の代表戦期間では「最大限にトニは活かすことができたよ」との見方も示しており、「とてもよくトレーニングをしているし、ゴールを量産している」と評価。そしてチームが抱える決定力不足の問題は、なにもモデスト1人だけのせいにするのではなく、「彼の最大の武器がワンタッチでゴールを決められることにあるならば、そこでのクロスの精度をもっと上げていかなくてならないだろう」と説明。とりわけ前回のシャルケ戦でみてとれたポイントであり、たとえウィングで突破しても「最後のアクションがダメだったんだよ」と指揮官。そして今夏にクラブを後にし先日の再会となった試合でハーランドが決勝点を決めたことについて触れ、「逆に今回トニがそれをしてもらっても、我々はいっこうに構わないさ」と語った。

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