2022/10/08

ハマン氏:ドイツ頂上決戦でかかる、ナーゲルスマン監督への重圧を指摘

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 過去9試合のドイツ頂上決戦では全敗中のボルシア・ドルトムント。果たして今回はバイエルン・ミュンヘンにリベンジを果たすことができるだろうか?解説者のディディエ・ハマン氏はその可能性があると考えており、「良いチームだよ」との見方をキッカーに対して示した。「それにセビージャ戦後で自信を胸に試合に臨むだろうからね。それにバイエルンは最近、不安定なところをみせている」

 かつてそのバイエルンで育成され、選手として140試合に以上にわたりプレーした経験をもつハマン氏だが、たとえこの1週間で2試合の大勝劇を飾った(レヴァークーゼンとヴィクトリア・プルゼニ戦)とはいえ、これまでの危機的状況が解消されたとまでは考えていない。「相手がそこまで手強かったわけではなかった。土曜日はバイエルンについて、多くの部分が見えてくる試合になるだろう」

 その一方でバイエルンはこれまで常に、ドルトムント戦ではしっかりとした戦いを見せてきた背景もある。それでも「厄介な状況」には変わりないとハマン氏。「問題はそれが持続可能なものであるかだよ。クラブが目指すような、事態の好転を果たせるだろうか。私にはそこへの確信はあまりもてないよ」

 そこに絡むのは、ユリアン・ナーゲルスマン監督だ。「あまり危機という言葉は耳にはしたくはないものだが、ただ今年は逆行する展開を見せている」と述べ、特に選手と監督との間の100%の結束力があるようには見られないという。「バイエルンでは試合に勝つのは監督ではなく、選手であることを認識しなくてはならない。それだけに今後の展開が気になるところだ。おそらく不安定な数週間になるように思う」

 またストライカーの不足に加えて、中盤における問題もバイエルンの中心問題とみる。「キミヒは守備的な選手ではない、つまりボランチではないのだ。それをリーグ戦ではその優位性によって隠せることも多かったのだが、チャンピオンズリーグではそうもいっていない。必要なことはバランスをとり、守備的な考えをもち、他の選手に前方への自由を与えてくれる選手だよ。それが今のバイエルンには欠けている」

 さらに選手層の厚さという点でも「ワールドカップまで、多かれ少なかれ同じメンバーで臨むという危険性があると、私は見ている。選手のことにまで気が回らないかもしれないし、そうあるべきだとも思う。彼は年明けも引き続きバイエルンの監督であり続けられるのかということを意識しなくてはいけないんだ。年末を迎えたとき、私たちはそれからどうなるのかを見ることになる」と指摘。そして改めて今回のドイツ頂上決戦ではバイエルンは「9ヶ月前から歩む誤った道」の末、あまりに多くのものを失いかねないと語った。

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