スカパー!
2022/10/12
フメルスがチームの姿勢を批判、ベリンガムには大きな賛辞

©️IMAGO/Uwe Kraft
もしも火曜夜のFCセビージャ戦にて勝利をおさめることができていれば、ボルシア・ドルトムントはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出に向け、大きく前進を遂げるはずであった。だが最終的には1−1と痛み分けに終わっており、試合後マッツ・フメルスは「常に華麗にいこうなんていう頭から抜け出す必要がある」と苦言。「時に特別なことをするのではなく、常に正しいことをすること」を心がけるよう訴えた。
そしてアマゾンプライムとのインタビューの中で、同選手は具体的に批判ポイントについて「25分から前半終了以外の全ての時間帯」と説明。0−1とされてからプレスをかけはじめ、その結果セビージャがロストをおかすようになり優位にたったものの、しかし後半ではすでにそれも終了。「僕たちは20回は簡単にボールを失っていたし、相手を走らせるのではなく非必要に狭いスペースでプレーしていた」と苦言を呈している。「不安定だったよ。1−1という結果を喜べるほどに」
その中で33才のベテランは「ピッチ上でコミュニケーションを心がけていた」というが、それでも「いつだってプッシュしていこう!と考えている人があまり多くないと気づいてしまうと、なかなか難しいものがある」とも吐露。再びこの若いチームへのリーダーシップ面の問題が浮上しているのだろうか?だがそれはジュード・ベリンガムにはあてはまらない。
チャンピオンズリーグ史上3人目となる10代で4得点目をマークしたイングランド代表については、「練習や試合でも常に勝利を目指している、非常に精力的に取り組んでいる」と賛辞をおくっており、「彼はその1秒1秒を勝利のために戦おうとしている。不平不満も許される」と述べ、「まだ完成されたわけではないんだ。だから90分間省エネで黙ってプレーするより、5回不満をぶちまけて90分間全力を尽くす人の方がいい」とその姿勢について評している。