2022/10/24

ブンデス史上初:十代3選手が共に得点、ドルトムントの窮地を救う

©️IMAGO/Nordphoto

 難局に直面した時はたいていサッカーの世界では、経験豊富な選手たちがさらに1つギアを上げて、チームを好転に向かうよう期待されるものだ。だが、土曜日にボルシア・ドルトムントが収めた勝利においては、圧倒的な若い力によって順位表、そして雰囲気も後押しするための、非常に重要な勝ち点3の獲得に成功したのである。

 この試合では確かにニクラス・ズーレ(27)、ラファエル・ゲレイロ(28)、ユリアン・ブラント(26)といった選手たちが素晴らしいパフォーマンス、得点やアシストなどで称賛の声を受けていた。だがそれでもこの試合で注目を集めたのは3人のティーンエイジャー、ジョヴァンニ・レイナ(19)、ユスファ・ムココ(17)、そしてジュード・ベリンガム(19)である。

 実は今回の5−0での勝利の中で彼ら3人によって生まれたゴールは、ブンデスリーガ史上初となる十代の3選手による得点記録というオマケもついたのだ。また何よりこれらの若手選手は既にある程度の経験も積んできており、なかでもベリンガムはサッカー史上最も成熟した19歳といえる。「あの年齢でこれほど安定したプレーをみれるのは驚異的だよ」とテルジッチ監督はコメント。「彼が我々を正しい方向に試合を展開してくれた。チームに好影響を与えてくれており、非常に価値のある存在となっているよ」

 また筋肉系の負傷で長期にわたり挫折を繰り返してきたレイナにとっては、今回のゴールは実に14ヶ月ぶりの得点となっており、そのパフォーマンスからはすでに、かつての特徴である狭いスペースでの俊敏性、プレー面におけるインテリジェンス、コンビネーションへの貪欲さなどを取り戻しつつあるようにも見受けられるところ。「非常に高いインテリジェンスを持ち合わせ、スペースでは巧みに動く術を知っている、魅力的なボールコントロールと決定力をもった選手だ」と、ケールSDは「更に前線にオプションが加わった」ことへ喜びをみせた。

 それでは最も若いドルトムントが誇る怪童、ユスファ・ムココはどうか?前述のレイナの得点をお膳立てしたのみならず、コンビネーションから自らもゴールネットを揺らしてみせており、チームにおけるナンバーワンストライカーへの地位を固めてきているところ。ちなみに17歳11ヶ月よりも早くブンデス9得点目をマークした選手は、ユスファ・ムココ以外に存在しない。

 

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