2022/10/28

ドイツ代表フリック監督、暫定メンバー報道は「正確ではない」

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 FIFAは10月21日までにひとまず、すべてのワールドカップ参加国に対して、暫定的な代表メンバーの提出を義務付けており、それはオランダ代表のように公開したチームもあれば、ドイツ代表のように公開していないチームもある。ただドイツの大衆紙ビルトが火曜日に報道したところによれば、ドルトムントが誇る17歳の怪童ユスファ・ムココや、W杯優勝戦士サミ・ケディラの弟ラニ、そしてグラードバッハのルカ・ネッツなどが含まれていたというが、しかしながらハンジ・フリック代表監督は、RTL/ntvとのインタビューにて「挙がっている名前が全て真実とは限らないよ」と語った。

 またフリック監督はこれまでドイツ代表でプレーしたことのない選手もリストアップされているとしており、例えば世間的にはヴェルダー・ブレーメンのFW、ニクラス・フュルクルークの名前が頻繁に取り沙汰されており、フリック監督も「彼はいいシーズンを過ごしているよね」と評する。さらにここのところの活躍で復帰が取り沙汰されているのが、ドルトムントのマッツ・フメルス。ただフリック監督は「我々の中で留めておくことで合意している」と手の内は明かさず、11月10日に発表される「その時には、我々が想定している選手全員が怪我なく過ごしていることを願っている」と語った。

 さらに十字靱帯断裂からの復帰に迫る若武者フロリアン・ヴィルツについては、「ああいう選手が好きでね。決して物おじすることなくプレーする。ただ重要なのはとにかく完治を果たすことだよ」とコメント。「もしかしたら若手選手を大会に連れていって経験を積ませるかもしれないね」と述べ、水面下でレヴァークーゼンと交流をはかっているという。

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