2022/10/29

ユリアン・ブラントの守備面の成長に、目を細めるテルジッチ監督

©️IMAGO/RHR-Foto

 ここまで順調なシーズンを過ごしているユリアン・ブラントは、土曜日のシュトゥットガルト戦でも引き続き、得意とするセントラル・ミッドフィルダーとして、ボルシア・ドルトムントの先発メンバーに名を連ねていることだろう。「彼は攻守両面で、本当に良い、安定したシーズンを送っているね」と、目を細めたエディン・テルジッチ監督。「幾度となく良いアクションを見せているところだ」と言葉を続けた。

 とりわけ26歳のドイツ代表の守備面における成長は、「シーズン当初には、実際にもちろん私と彼の間で話されていたことだよ」とコメント。これが指し示すところは、今年の5月末にブラントがポッドキャストにて言及していた、ある発言にある。そこで同選手は「これまでの監督からは、常に攻撃面での問題は指摘されなかった」ものの、ただ「多くの監督たち」からは守備面についての苦言が呈されていたという。「対人戦における勝利への粘り強さが足りないとかね」

 そしてブラントはずっと、そのことに対して取り組み続けていた。「この流れを止めなくてはいけない。その点で我々は意見を一致させていた。別のことだってできるよ、というところを見せていかないとね」とテルジッチ監督はコメント。「そうじゃなければ、いつまでもそのことがブーメランとなって返ってくるもの」だが、しかし今のテルジッチ監督の評価では、戻ってはこなかったようだ。「彼はこのことを完全にアクセプトしていた」と満足感をもって振り返った。

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