2023/01/03

金や名声に目もくれず「次元を上げた」ベリンガムのドルトムント移籍

©️TEAM2sportphoto

 この夏の移籍市場において大いに注目を集める存在となっている、ボルシア・ドルトムント所属のジュード・ベリンガム。だがまだティーンエイジャーであるイングランド代表MFをめぐるビッグクラブの争奪戦が展開されるのは、なにもこれが初めてのことではない。2020年夏にバーミンガム・シティから最終的にドルトムントへと移籍する際、「ベリンガムは決してお金について優先的に考えていたわけではなかったんだ」と2021年夏まで同クラブCEOを務めた、レン・シャンドン氏はムンド・デポルティーボに対して明かした。

 当時は特にマンチェスター・ユナイテッドが「バイエルやドルトムント、レスター、ウォルバーハンプトンなどと比較して、最も高い金額をオファーしていた」と振り返っており、「たくさんの連絡が入っていてね」とコメント。さらにチェルシーFCの名前についても言及しつつ、マンチェスター・ユナイテッドではファーガソン卿やエリック・カントナ氏らを説得のために出馬に乗り出していたとのこと。「はるかに高額なサラリーを手にする機会がそこにはあった。だがそれに靡くことがなかったんだ。これは選手として並大抵のことではない」と言葉を続けている。

 そして最終的には「バイエルンがさらに金額の釣り上げをはかってきた」ものの、ベリンガムはボルシア・ドルトムントへの移籍を決断。タイトルやサラリーといった部分における将来性ではなく、あくまで自分が高みを目指せる場としての将来性を見据え続けたこと。「いったいどれだけの選手が、そういった姿勢を貫くことができるでしょうか。決してドルトムントで何かが補償されていたわけではない。でも結果的にはあれは良い決断だった。ドルトムントへの移籍から、彼は新たな次元に到達している。いまや別の選手とさえ言えるほど。しかもまだ彼の全容はいまだみえてもいない」とレン氏は語った。
 

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