2023/01/11

「ただただ誇らしい」ハーラーがデュッセルドルフ戦で遂に復帰

©️IMAGO/Kirchner-Media

 ブンデス2部フォルトゥナ・デュッセルドルフとのテストマッチにて、5−1と今年最初の試合で幸先よく大勝をおさめることに成功したボルシア・ドルトムント。しかしながらその喜びを遥かに凌駕したのが、セバスチャン・ハーラーの復活劇であった。昨年7月中旬にマンチェスターCに移籍したエルリング・ハーランドの穴埋め役として、アヤックスから加入した28才のストライカーだったのだが、そこで精巣がんであることが判明。2度の手術と4度の化学治療を経て、この日の試合開始数時間前にエディン・テルジッチ監督が出場を決断したという。

 試合後に指揮官は朝にハーラーと話し合い、その後に15分間の出場で合意したことを明かし、「あれは特別な瞬間だったね。彼がトレーニングウェアではなく、ボルシア・ドルトムントのユニフォームを着てピッチに立った初めての瞬間。このような道を歩んでくれたこと、そしてそれを我々が間近で目にできたことをただただ誇らしく思っている」と言葉を続けた。これからハーラーは公式戦での復帰にむけて、あくまで一歩一歩着実にフィジカル面での遅れを取り戻していくことになる。ただその過程において、今回のデュッセルドルフ戦は一つにマイルストーンとなったことは確かだ。

 「今はただ彼がプレーに対して悪い反応をみせることなく、これをベースにしていって今後数日間でさらに仕事量を増していけることを期待しているよ」とテルジッチ監督。「正直いって病気が判明した最初の会話から、私はその進展の速さに驚いていた。彼は非常に前向きで、そのおかげで我々もまたポジティブにいこうと思わされたところがある」そして今回その勇姿が、フォルトゥナ・デュッセルドルフ戦での出場という形で改めて示された格好だ。

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