2023/01/13

ジュード・ベリンガム、W杯後の休暇中も「うずうずしていた」

©️IMAGO/Kirchner-Media

 今冬にカタールにて開催されたワールドカップにイングランド代表として参加し、そして「心身ともに疲労を感じ」ながら冬季休暇へと入ったジュード・ベリンガムだったのだが、「ゆっくり休みたい」というその気持ちは「2週間ほどして、いやいや頑張らないと」という気分に変わっていたという。「他国のリーグではすでに試合が行われていて、ウズウズする気持ちを抑えるのは厄介なものだよ」

 とりわけその時にボルシア・ドルトムントの順位表に目を向ければ尚更のことだったのではないだろうか。現在の6位という順位はこのチームの能力をもってして「絶対にあってはならない」順位であり、チャンピオンズリーグ出場権獲得という最低限の目標達成のため、率先してチームをさらに牽引していきたいと考えているところ。「半期ごとにチーム内での責任も大きくなってきている。これからもピッチ上の様々な場所で攻守に渡り責任を果たす必要がある」

 そして復帰組もまた後半戦での巻き返しに向けた楽しみな存在だ。「全員が揃っていれば、これほどのチームもそうない。前半戦は怪我に泣かされて勢いに翳りがでたけど、でもみんな戻ってきたことでまるで8人の新戦力が加わった感覚さ」と笑顔をみせたベリンガムは、「定位置争いの激化から練習より全員が力の限りを尽くす。その結果で試合ではいいプレーができるようになる」と説く。

 その復帰組のなかでもベリンガムは、半年前に精巣がんが判明したセバスチャン・ハーラーが「こんなにもいい状態で戻ってくるなんて、確か父にだったと思うけどそう伝えたよ。とても状態がよくて練習を見る限り長期離脱の面影はない。良い選手であることはもちろんわかっているけど、今の彼にはそのリスペクトがより一層に高まりをみせるものさ」と語った。

インタビューWith ユリアン・ブラント

…準備期間について:「夏と同様にタフだ。とても激しめで、でも長すぎるわけでもない。すぐに対人戦にいき、スプリントを集中的に行い、高い位置から積極的に走る。11vs11でプレーすることが多いね。疲れるけど楽しみもあるんだ」

…復帰組:「このままいけるといいね。前半戦は皆さんもご存知のとおり。3月のはじめになってもこのままだといいけど」

…新年の抱負:「まだやれていない部分に取り組んでいきたい。流れはいいけどでも改善の余地はまだまだあるんだ。ただ方向性はいい。それが大事だと思うよ。今年の目標はもっと得点を決めること。二桁にのせたいね。怪我なくすごせれば、それは個人的な目標となる」

…プレースタイルの変化:「成長は一朝一夕にいくものではない。多少時間を要するもので、僕の場合でもそれはある程度みられたものだ。ピッチで表現できるようになったのは夏からで、でも朝目覚めて「よし成長した」なんて実感することはないよ。攻守で徐々にだけどうまくいってる。このまま調子を上げて行きたい。そこでは監督の存在もまた大きいけど、ローゼ前監督についてもいえるよ。なかなかうまくいかず浮き沈みのあった2年前から再び安定してた傾向にすることが重要だったんだ」

…チームの改善点を具体的に:「攻撃面ではそこまで大きな不足はないと思っている。ほぼ毎試合でチャンスは手にしていて無得点に終わった試合も少なかったはずだ。基本的にはハーランドが移籍してハーラーが離脱し、トップをこれからどうするか考えていかなくてはならなくなったのだけど、それは比較的うまくいったように思う。むしろ僕たちのテーマとしてはビッグチャンスを作っていくということ。もっと創造性や正確性を増していって相手を苦しめていけるように。また僕たちは前線でロストをおかしカウンターを招くこともしばしば見受けられていた。再度明確な線引きが求められる。攻撃面では現時点ではそこまで心配はしていない。いま重要なことは失点しないように守備をしっかりとしていくことで、いまはそれに取り組んでいる。あきらかにこれは多すぎだ」

…来期までの契約:「ここ数年はむしろ売却候補として僕の名前が出ていたけど、いまは延長をイメージできるかになっているね。僕自身はかなりリラックスしているし、シーズン中にこういうことというのはあまり好きではなくてね。むしろ邪魔になることが多いものだよ。僕自身はこのクラブで居心地よく過ごせているし、あれほど不甲斐ないシーズンがあっても大丈夫でいられたのは、僕を支えてくれる人たちがここにたくさんいてくれたから。たくさん助けてくれたから。だからこそどんなことだって想像できるけど、いつ実現するかについてはわからない。ただオープンな話し合いにはなるだろうね」

…今回の4−1−4−1システム:「もちろんこれを使うことも想像できる。基本的にこれは非常に攻撃的なフォーメーションなので、全てがマッチしていないといけないものだ。特に最初のうちは守備的に立って、相手がプレスをかけてきた得面などへの心構えが求められると思う。いま大切なことはフォーメーションよりも90分間、ぶれることなく立ち上がりからしっかりとサッカーをしていくとくこと。しっかりと勝利を収めていかなくてはならないんだ」

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