2023/01/16

怪童ムココとの延長交渉に、ドルトムント「今週中に結論を」

©️IMAGO/Kirchner-Media

 マッツ・フメルスやマルコ・ロイスらと同様、今夏で契約満了を迎えるユスファ・ムココとの延長交渉は、ここのところボルシア・ドルトムント周辺で特に話題となっていたテーマの1つだ。セバスチャン・ケールSDはkickerとのインタビューに対して、「我々は彼に十分な成長のための余裕をあたえられる、そんな非常に魅力的なオファーを提示している」ことを改めて強調。「それこそが判断材料となるべきなのだ。彼は彼の周囲の人々、そして代理人とともにその決断を下していかなくてはならない」と語った。

 「ユスファがこのオファーシートを受け入れ、そしてまたボルシア・ドルトムントで打ち込むことができれば。そうじゃないならば我々は別の道を歩むことになる。まだまだ彼はこれからの選手だし、大きなポテンシャルを秘めているので、ぜひともうちでプレーすることを選択して欲しいと思っているよ。でもクラブとしての限界もあるんだ。その限界を我々は提示している。あとは彼が適宜それを受け入れる用意があるかどうかだよ」

 つまりは「最終的にはある時点では変化を加えていきたいと考えており、そのため全ての期限切れの契約とは延長することができないだろう」ということであり、「ユスファと彼の代理人は、我々が今週中に決断がくだされることを期待しているということを知っている。選手自身がサッカーに打ち込んでいけるようにね」とコメント。

 無論、クラブ側が残留を切望していることに変わりはなく「彼は7年近く在籍し、彼をここで育ててきたのだ。ここでプロ選手となり多くのサポートを受けながら、また自分自身でも非常に努力を重ねてきた。何ヶ月も前から強く更新を望んでいるし、彼の将来を考えてもここは正しい場所だと確信している」と付け加えた。

ベリンガムには「まだオファーはきていない」

 ただ2025年まで契約を残すジュード・ベリンガムについては、こういった重圧がかかるわけではないのだが、19歳ながらドルトムントの絶対的リーダーにまで飛躍した19歳のイングランド代表は、この夏にもハーランドやサンチョのようにプレミアのビッグクラブに巣立つ可能性はある。「そういうことは今後も何度も起こりうるものさ」とケールSD。

 ただ「素晴らしい成長を遂げ、そのプレースタイルや闘争心、献身性でまさにクラブの選手となった」中盤の要の残留を切望しつつ「タイミングが来たら本人や両親と話すことになるだろう」とコメント。だがプレミアや財政面や競技面でもより魅力的であることや、コロナ禍も踏まえてドルトムントでは金額次第で首を縦に振らざるを得ない状況も踏まえなくてはならない。「でもまだどこからもオファーは来ていないよ」

コーベルにバイエルンが接触

 一方でバイエルン・ミュンヘンでは今冬の大きな課題として、マヌエル・ノイアーの穴埋め人事があげられるが、kickerが得た情報によるとそこにはドルトムントのグレゴール・コーベルが長期的解決策として浮上。ドルトムントとの契約を2026年まで締結しているスイス代表については、早ければノイアーの契約が満了となる2024年から具体的な話題となることが見込まれており、すでにバイエルン側はコーベル側に最初のコンタクトをとったようだ。ちなみにナーゲルスマン監督はホッフェンハイム時代にコーベルを知る間柄でもある。ただいずれにしてもバイエルンは短期的解決策を急ぎ見出す必要があり、しばらくは別のGKを模索していくことにはなるだろう。

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