2023/01/20

独誌kicker移籍情報:1月19日まとめ

 ドイツNo1サッカー専門誌『キッカー』より、ブンデスリーガを中心とした欧州サッカーの主要移籍情報Live Tickerを翻訳・掲載。さらに日本人選手が所属するブンデス2部のクラブの情報もご紹介しています。


ムココ、ドルトムントと契約延長へ

ユスファ・ムココとの契約延長問題に、ついに終止符が打たれたようだ。キッカーが得た情報によると18歳のドイツ代表FWは、ブンデスリーガ再開のFCアウクスブルク戦前にも、マルベージャで最終交渉した契約にサインする見通し。これは当初ドイツの大衆紙ビルト紙が報じていたものであり、ボルシア・ドルトムントのセバスチャン・ケールの最後通告が功を奏する結果にもなったかもしれない。


チェルシーの爆買い、今度はマドゥエケ

今冬の爆買いが続くチェルシーFCでは、更なる補強を目前に控えているところ。The Athleticによるとニ・マドゥエケ獲得でPSVアイントホーフェンと合意に至ったようで、獲得に際して3500万ユーロを投じるという。逆にPSVからみれば今冬、リバプールへ移籍したコディ・ガクポに続き更なる重要な選手を失うことになった。


カリウス、夏までニューカッスル残留決定

ロリス・カリウス(29)が少なくとも今シーズン終了まで、ニューカッスル・ユナイテッドに残留することが正式に明らかとなった。これは水曜日にマグピーズが発表したもので、2023年夏までの延長のオプションが行使されている。


グラードバッハ、ヨナス・オムリン獲得

既報通りフランス1部モンペリエHSCから、ボルシア・メンヒェングラードバッハヨナス・オムリンを獲得した。29歳のスイス代表GKは、同じスイス代表GKでバイエルンに移籍した長年の守護神、ヤン・ゾマーの後継者として期待されており、新天地とは2027年までの契約を締結している。


バイエルン、ヤン・ゾマーを獲得

既報通りにバイエルン・ミュンヘンは最後の詰めの部分をクリアにし、ボルシア・メンヒェングラードバッハよりヤン・ゾマーを獲得したことを発表した。34歳のスイス代表GKとは2025年6月30日までの契約を締結している。


ダニー・イングス、ウェストハム移籍間近

ダニー・イングスウェストハム・ユナイテッドへの移籍を間近に控えている。これは『The Athletic』が報じたもので、これまでサウサンプトン、リバプール、バーンリーでプレーし、アストン・ヴィラで52試合14得点8アシストを記録した30才のイングランド人CFの獲得には、移籍金およそ1700万ユーロを投じるようだ。


ラバディア監督「マヴロパノスの退団は考えにない」

シュツットガルトのラバディア監督は現在、コンスタンティノス・マヴロパノス(25)の退団について特に頭にはないようだ。クラブを去るという噂は何度も出ていたが「彼がここにいることを嬉しく思っている。重要な存在なのだ」と述べ、「彼が週末にプレーできるかどうかということ以外に何も考えていない」と語った。


ケルン、マティアス・ケビングと延長

1.FCケルンマティアス・ケビングとの契約を、2025年夏まで延長したことを発表した。2020年夏にブンデス4部相当FCホンブルグから加入した25歳のGKは、まだブンデスリーガでの試合出場はなく、「良い仕事をしてチームメイトが週末に高いパフォーマンスを発揮できるよう、自分の役割を果たしていきたい」と述べている。


バルセロナ、アルゼンチンの若手ルーカス・ロマン獲得

FCバルセロナは、クルブ・フェロ・カリル・オエステからルーカス・ロマンを獲得したことを発表した。18歳のアルゼンチン人ウィンガーはまず、バルセロナのセカンドチームで実践経験を積んでいくことになる。伝えられるところでは移籍金額は基本金110万ユーロ、そして成果に応じたボーナスが350万ユーロとなっており、2026年までの契約に付随した例外条項の金額はなんと4億ユーロにも上るという。

ブライトンレアンドロ・トロサールをめぐる噂が後を絶たない。移籍を希望する28歳のベルギー人とロベルト・デ・ゼルビ監督との関係は、リヴァプール戦でのメンバー外で決定的なものになったようで、同選手の代理人によると選手側は「屈辱」を感じていたという。そのため契約満了を半年というところで既に移籍が濃厚とみられており、『ガーディアン』などの英国メディアによれば、チェルシー、トッテナムに続いて、アーセナルFCが興味を示しているとのこと。スピードあるウィンガーを模索するガナーズは先日、ミハイロ・ムドリク争奪戦であと一歩のところで敗れたばかりだ。


メンフィス・デパイ、アトレティコのメディカルチェック

メンフィス・デパイアトレティコ・マドリードでのメディカルチェックを完了させるため、すでにマドリードへと到着していることは明らかとなった。早ければ本日午後にも新天地での初練習に参加する見込み。なおFCバルセロナ側はかつてフリーで獲得し今夏で満了を迎える28歳の移籍金として、300万ユーロを手に入れることになる。


アウグスブルク、シャレンベルクにも関心

カルロス・グルエソのMLS復帰に伴い、FCアウクスブルクでは中盤の補強を目指しているところであり、ブンデス2部カールスルーアーSCのティム・ブライトハウプト(20)が依然有力候補として上がっているところ。たださらに同じブンデス2部SCパーダーボルンロン・シャレンベルク(24)も代替案であることがkickerの情報で明らかとなっており、ただパダーボルン側が放出を望まないため移籍金額は300〜400と高額なもので推移している模様。


グラードバッハ、ヨナス・オムリンと合意か

フランス1部モンペリエHSCに所属するヨナス・オムリン(29歳)は、かねてからグラードバッハのヤン・ゾマーの後継者候補として有力視しており、2人の出身国であるスイスの『Blick』によると、オムリンはグラードバッハと2027年までの契約で合意に達したという。できることならば日曜日に控えるバイヤー・レバークーゼン戦より、ホームの観衆の前でブンデスリーガデビューを果たしたい。

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