2023/01/23

独誌kicker移籍情報:1月20〜22日まとめ

 ドイツNo1サッカー専門誌『キッカー』より、ブンデスリーガを中心とした欧州サッカーの主要移籍情報Live Tickerを翻訳・掲載。さらに日本人選手が所属するブンデス2部のクラブの情報もご紹介しています。


ライプツィヒ、ロイス獲得に関心なし

 RBライプツィヒではどうやら攻撃的な中盤の補強を考えている模様だが、しかしながら噂されるマルコ・ロイスについては、その対象とはならないようだ。kickerが得た情報によるとライプツィヒは、ボルシア・ドルトムントから33才のベテランの獲得に特に関心を抱いておらず、一方でそのドルトムントとの契約が今夏までとなっているロイスの動向はいまだ不透明となったままだ。


ウニオン、クロアチア代表ユラノヴィッチ獲得

ウニオン・ベルリンは既報通りに、ボルシア・ドルトムントに移籍したユリアン・リエルソンの後任として、セルティック・グラスゴーからクロアチア代表、ヨシプ・ユラノヴィッチを獲得したことを日曜に発表した。


カピーノが今度はポーランド1部に移籍

ステファノス・カピーノとブンデス2部アルミニア・ビーレフェルトが道を分かつことが明らかとなった。前半戦ではフライスルの後塵を拝していた28才は、このたび契約解消で合意に達しており、それからポーランド1部ミエス・リーグニッツが同選手の獲得を発表している。


ギラボギ巡る移籍交渉がいよいよ大詰め

ジョシュア・ギラボギを巡る駆け引きは、いよいよ大詰めを迎えつつあるようだ。VfBシュトゥットガルトのヴォールゲムートSDは昨日にVfLヴォルフスブルク側には放出の用意がないと指摘していたものの、状況は変わったのかヴォルフスブルクのシュマッケ競技部門取締役はキッカーに対し、クラブ間交渉を認めた上で「来週中」には決着したい考えを明らかにした。ただそれでも今後の成り行きは予想できないことに変わりはない。


ボーフム、ドルトムントIIからブロシンスキ獲得

既報通りVfLボーフムは、ボルシア・ドルトムントIIより、モリッツ・ブロシンスキを獲得したことを発表した。22才のアタッカーは2026年夏までの契約で加入。これまでブンデス相当35試合(3得点)でプレーしてきた同選手は「もちろん、子供の頃から夢見てきたブンデスの舞台でのプレーを楽しみにしている」と目を輝かせた。


イブラヒモヴィッチ、この夏にACミランと別れか

どうやらACミランズラタン・イブラヒモヴィッチは今シーズンいっぱいをもって、互いの道を分つという結論に至ったようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたように、この夏で満了を迎える41才との契約の更新をクラブ側は望んでおらず、選手自身はいまもなお昨夏に受けた十字靱帯断裂と半月板の手術から復帰を目指しているところだが、まだチーム練習復帰ははたせず患部の痛みからなかなか解放されないという。なお同紙によればイブラヒモヴィッチのマネジメントとしての参加の予定はない模様。


「ヴォルフスブルクはギラボギを放出していない」

ジョシュア・ギラボギ自身はVfBシュツットガルトへの移籍希望をVfLヴォルフスブルクに申し出てはいるものの、どうやら現時点を見る限りではその希望は叶いそうにない。「VfLヴォルフスブルクから放出されていないことに変わりはない」と、マインツとの痛み分け(1-1)の後にシュトゥットガルトのヴォールゲムートSDは語った。「我々としては財政面でも競技面でもフレームが合致した場合にのみ移籍を行うスタンスだ」なおギラボギとヴォルフスブルクとの契約期間は2023年夏まで。


ベシクタシュ、ウェクホルストの穴埋め獲得

ワウト・ウェクホルストがマンチェスター・ユナイテッドへの移籍から1週間足らずとなり、ベシクタシュ・イスタンブールはその後任を見出した。クリスティアーノ・ロナウドの新天地であるアル・ナスルから、ヴァンサン・アブバカルを獲得。かつて2シーズンで同クラブに在籍したことのあるセンターフォワードをは、トルコ1部で67試合に出場し35得点9アシストをマークしているところだ。


ボルナ・ソーサ「シュトゥットガルト退団の可能性はある」

土曜日の午後にマインツとのホーム戦に臨む際に、VfBシュトゥットガルトボルナ・ソーサが『Sky』とのインタビューに応じ、退団の可能性もあることを示唆する発言を行なった。確かにクロアチア代表DFはホームのように居心地の良さを感じている一方で、「ステップアップをしたいという気持ちだって湧いてくるかもしれないよ」とコメント。「それはこの移籍期間中かもしれないし、夏かもしれないし、2年後のことかもしれないさ」と言葉を続けた。


ウニオン、ユズラノヴィッチ獲得間近

ヨシプ・ユラノヴィッチのウニオン・ベルリン移籍が間もなく完了する。キッカーが得た情報によればクロアチア人ディフェンダーは、日曜日にケッペニッカーズを訪れてそこでメディカルチェックを済ませる見通し。


ドルトムント、ムココと2026年まで延長

ボルシア・ドルトムントとユスファ・ムココは、2026年夏まで契約を更新することで合意に達した。18歳のストライカーとの契約は当初は今夏までとなっており、これまで選手側は決断を保留していたものの、最終的には今年最初の公式戦の前に結論が導き出された。


ボーフム、ドルトムントIIよりブロシンスキ獲得間近

地元紙の報道によればVfLボーフムでは、移籍市場で新たな動きを見せている。現在はモリッツ・ブロシンスキが移籍間近に迫っており、現在ボルシア・ドルトムントと契約している22歳は3部に属するセカンドチームでプレーしているところ。今季はここまで15試合に出場し3得点をマークしている。


ウニオン、クロアチア代表ユラノヴィッチ獲得間近

今冬開催のカタールワールドカップにて、クロアチア代表の主力選手としてフル出場を続け、そして3位でフィニッシュしたヨシプ・ユラノヴィッチが、セルティック・グラスゴーからウニオン・ベルリンへの移籍に迫っている。これはキッカーが得た情報であり、攻撃的な快速サイドバックには先日、ドルトムントに移籍したユリアン・リエルソンの穴埋め役として、移籍金800万ユーロ(+ボーナス)というクラブ史上最高額で迎えれ入れる模様。


ダニ・アウベス、スペインで性的暴行容疑で勾留

ダニ・アウベスはスペインで深刻な問題に直面している。カタルーニャ州最高裁判所の命令により、性的暴行の容疑で再勾留されているところ。なおメキシコのプーマス・ウナム(Pumas UNAM)は同選手との契約を即座に解消した。


チェルシー、さらにノニ・マドゥエケ獲得を発表

チェルシーFCが再び移籍市場で動きをみせた。金曜夜にノニ・マドゥエケを7年半の契約にて獲得。なおクラブ側にはさらに1年間延長可能なオプションも付随しているという。PSVアイントホーフェンから加入するイングランドU21代表は、日曜日にシャフタール・ドネツクから獲得したムドリクに続く今冬六人目の新戦力。伝えられるところでは今回は約4000万ユーロが投じられたようだ。


レスター、クリシタンセンをコペンハーゲンから獲得

ヴィクター・クリシタンセンFCコペンハーゲンからプレミアリーグのレスター・シティに移籍することがクラブ側より発表された。月曜日からさっそくチームの練習に参加し「世界最高のリーグ」での新しい仕事を楽しみにしているとのこと。「良い感覚を覚えています。ここに来ることができて本当に興奮してるし、クラブの皆さんやファンの皆さんにお会いするのがとても楽しみです」


ライプツィヒ、ライマー引き止め希望も・・・

バイエルン・ミュンヘンRBライプツィヒコンラッド・ライマー(25)に強い関心を抱いていることが明らかとなって久しいが、ライプツィヒ側はやはり引き留めを考えているようで「わずかな可能性にかけているし、それが我々の願いだ」ただバイエルンのサリハミジッチSDは、ライマーについて「とても興味深い選手で交渉中だ」と自信も垣間見せているところ。「どうなるか見てみようではないか」


ザニオーロ、ASローマの試合を欠場

ニコロ・ザニオーロがスペツィア・カルチョ戦を欠場することが明らかとなった。23才のアタッカーは今冬にも移籍金3000〜4000万ユーロでクラブを後にする可能性が指摘されており、すでにトッテナムからの関心が報じれているところ。十字靱帯を断裂したザニオーロは、もはやクラブでは主力選手としてはみなされておらず、最近ASローマファンからのブーイングも浴びる様子が見受けられていた。


グアイタがクリスタル・パレスと延長

ビセンテ・グアイタクリスタル・パレスとの契約を1年延長したことが発表された。2018年にヘタフェFCから加入した36歳はそれから、146試合に出場するなど現在も正ゴールキーパーを務めており、延長に際して「このクラブが大好きだし、家族もここに馴染んでいる」と語った。


ギラボギは移籍希望も「契約は契約」

ジョシュア・ギラボギ自身はVfBシュツットガルトへの移籍希望をVfLヴォルフスブルクに申し出ており、シュトゥットガルト側も32才のフランス人ディフェンダーの獲得を希望しているところだが、ただ今夏まで契約を残すVfLヴォルフスブルク側は沈黙を保っており、コヴァチ監督は「彼はクラブとチームにとって重要な存在だ」と語った。「それに契約は契約だよ」

1. FCウニオン・ベルリン 1. FCウニオン・ベルリンの最新ニュース