2023/01/26

独誌kicker移籍情報:1月25日まとめ

 ドイツNo1サッカー専門誌『キッカー』より、ブンデスリーガを中心とした欧州サッカーの主要移籍情報Live Tickerを翻訳・掲載。さらに日本人選手が所属するブンデス2部のクラブの情報もご紹介しています。


カメルーン代表トコ・エカンビがレンヌへ

カメルーン代表カール・トコ・エカンビ(30)が、フランス1部リーグ内での移籍を目前に控えている。 フランスメディアの報道によると30才のアタッカーは、オリンピック・リヨンからスタッド・レンヌにレンタルされる模様。買い取りオプションはないようで、木曜日にもメディカルチェックを受ける予定。すでに選手とクラブとの間で合意が成立しているところだ。


ホッフェンハイム、ブルックス獲得へ

TSGホッフェンハイムでは、ジョン・アンソニー・ブルックスの獲得に乗り出している。今シーズンからベンフィカ・リスボンと契約していた元米国代表CBだが、ここまでわずか2試合のみの出場と思うようにことは運ばず、そのため半年前にも獲得に乗り出していたホッフェンハイムと2024年までの契約を締結するようだ。


ホッフェンハイム、トーマス・デラニーをレンタル

TSGホッフェンハイムが、トーマス・デラニーをレンタルにて獲得する見通しとなった。31才のデンマーク代表MFはブンデスリーガではブレーメン、ドルトムントでプレーし、その後にFCセビージャへと移籍。ブンデス通算では107試合に出場した経験をもつ。


元シャルケのアヴディヤイ、古巣ハルトベルクにレンタル

元シャルケのドニス・アヴディヤイが再び新天地へとたびたつことになった。FCチューリッヒは、26歳のアタッカーを古巣TSVハルトベルクに今シーズン終了までレンタル。これまでアヴディヤイは、オスナブリュック、シャルケ、シュトゥルム・グラーツ、ローダ・ケルクラーデ、ウィレムⅡ・ティルブルグ、トラブゾンスポル、ハート・オブ・ミドロシアン、FCエンメン、AELリマソール、TSVハルトベルグ、FCチューリッヒでプレーした経験を持つ。


ドルトムント、アザールとシュルツの動向は?

マインツ戦直前にドルトムントのケールSDは、契約を2024年夏まで残しメンバーから外れた2人のベテラン、トーガン・アザールニコ・シュルツに関するスカイからの質問に答え、「いかなる可能性だって残されている。移籍市場はまだ1週間開かれているのだ」と語った。


ヴォルフスブルク、コッツァを今冬に獲得

VfLヴォルフスブルクは守備面の強化を目指して、ニコラ・コッツァを、フランス1部モンペリエHSCから2027年夏までの契約で獲得した。 これまで仏1部99試合に出場してきた24才について、「ニコラはここ数年、素晴らしい成長を遂げてきた選手。戦術理解度が高く、若いが安定して高いクオリティを発揮する選手だ」とシェファーSDは評した。


ドルトムントII、オトゥアリ獲得

ボルシア・ドルトムントIIはブロシンスキの後釜として、ハンブルガーSVIIからモーゼス・オトゥアリを獲得した。ブンデス4部相当で20試合に出場し8得点をマークしている同選手は、本来は夏の加入予定だったものの前倒しとなっている。


ブライトン、ハイダラに関心

英紙ガーディアンによるとブライトンは、アマドゥ・ハイダラ(24)の獲得に関心を抱き、さらにRBライプツィヒにオファーも提示しているという。ただし24才のMFについてエべールSDは、今冬の移籍市場では手放すことはないと明言。なお2019年にザルツブルクからやってきたハイダラは、2025年までライプツィヒとの契約を締結している。


トッテナム、ダンジュマをレンタルで獲得

トッテナム・ホットスパービジャレアルFCから、アルナウト・ダンジュマを今季終了までレンタルすることとなった。2021年にボーンマスから移籍金2350万ユーロでビジャレアルに移籍したばかりの25才のアタッカーについては、最近ではエヴァートン移籍に迫っているようにも見えたが土壇場でトッテナムが制した形。スペインでは51試合に出場し22得点4アシストを記録した同選手の今回の契約には、金額は見ていながらトッテナムには買い取りオプションも付随している。


ウルブス、ファビオ・シルバをPSVにレンタル

ウォルバーハンプトン・ワンダラーズはファビオ・シルバを、PSVアイントホーフェンに後半戦よりレンタルすることを発表した。今シーズン前半戦ではRSCアンデルレヒトでプレーし32試合に出場(11得点4アシスト)した20才のポルトガル人アタッカーは、2020年にFCポルトから4000万ユーロを投じて獲得。ただプレミアでは過去2シーズンで54試合に出場し4得点のみと立場を確立するには至っていない。


シュトゥットガルト、ディビディ売却へ

VfBシュツットガルトはkickerが得た情報によると、アレクシス・ティビディ(19)をリーグ・アンのトロワに移籍することで合意に達したようだ。移籍金額は200〜300万ユーロともいわれる。すでにレンタルしていたオーストリア1部SCRアルタッハと契約解消で合意しており、移籍金の25%を譲渡する模様。


レヴァークーゼン、アウリールとプロ契約

バイヤー・レバークーゼンアイマン・アウリールとプロ契約を締結した。2018年にヴィクトリア・ケルンから加入した18歳の攻撃的MFは、これまではU19にてプレー。ロルフェスSDは「才能をもった、うちの
U19で重要な役割を果たしてくれている選手だ。プロの世界でもうまくやっていけると確信しており、その過程において適切なサポートを提供していきたい」との考えを示した。


フラン・ガルシア獲得をめざすレヴァークーゼン

バイヤー・レバークーゼンは、ラージョ・バジェカーノ所属のフラン・ガルシア獲得を目指しており、すでに選手側とは移籍で合意に達しているという。例外条項1000万ユーロの行使も決断しているが、ただガルシアを育成したレアル・マドリードは、移籍金500万ユーロで獲得可能な契約を締結。そこで最も高い可能性としてはまずレアルが買い戻し、それからレヴァークーゼンに買い戻しオプション付きで譲渡するというものだろう。かつてカルバハルも2012/13シーズンに同様の形でブンデスでプレー。復帰後はCL5度の優勝を果たした。

バイヤー・レバークーゼンは、ラージョ・バジェカーノスの左サイドバック、フラン・ガルシアの獲得を希望しており、ヴェルクセンはすでにこのスペイン人選手と現在の所属先との間で合意に達しているという。しかし、ガルシアのトレーニングクラブであるレアル・マドリードには第一拒否権があり、500万ユーロを払えば彼と契約できる。ガルシアの「公的」退団条項は1000万ユーロである。つまり、王室がガルシアを呼び戻し、バイエル04に引き渡すというのが、最も可能性の高いシナリオということになる。チャンピオンズリーグを5回制覇したダニ・カルバハルも、2012/13シーズンにレバークーゼンでこのようなプレーをしていた。


シュトゥットガルト、ヨヴァン・ミロシェヴィッチ獲得を発表

VfBシュトゥットガルトヨヴァン・ミロシェヴィッチを、セルビアのFKヴォイヴォディナ・ノヴィサドから獲得したことを発表した。ミスリンタト前SDから獲得を目指していたU17欧州選手権2022得点王について、ヴォールゲムートSDは「彼は攻撃的なプレーヤーとして、必要な多くの資質を兼ね備えた選手」と評価。そして「我々はヨヴァンがここでさらなる成長を遂げ、プロ選手として活躍ができるように共に取り組み続けていく」との考えを示している。


ドルトムントII、フィンソンがデンマークへ

 現在ブンデス3部で残留争いを展開中のボルシア・ドルトムントIIは、コルベイン・フィンソンをデンマーク1部、リンビーBKに移籍することを発表した。23才のスコットランド人は、2019年にFCブレントフォードから加入。ドルトムントでは通算78試合(今季13試合)に出場しており、DFやMFなど様々なポジションでプレーしていた。


ケルンIIのヴィドラ、母国のラピド・ウィーンに移籍

フィリップ・ヴィドラ1.FCケルンIIを後にし、母国オーストリアのラピッド・ウィーンに移籍した。2020年よりセカンドチームでブンデス4部相当21試合に出場してきた(2得点)20才は、「ケルンで多くの経験を蓄積しており、良い成長を遂げることができた。また母国に戻って来れて嬉しいし、早く練習に参加したい気持ちだよ」と意気込みをみせている。


ウニオン、チュニジア代表アイサ・ライドゥニ獲得間近か

1.FCウニオン・ベルリンはもう間も無くして、アイサ・ライドゥニをハンガリー1部フェレンツヴァーロシュTCから迎え入れるかもしれない。これはハンガリーのポータルサイト「Csakfoci」で報じられたもので、kickerでもその情報を確認した。ヘルタやエスパニョール・バルセロナからも関心が伝えられているが、すでにウニオンが優勢に進めフェレンツヴァーロシュ側も後継者探しに着手しているという。今冬開催のワールドカップでチュニジア代表として活躍した同選手との契約は2024年までで早期の売却を目指しているようだ。


マグデブルク、マキシミリアン・ウルマン獲得

1.FCマグデブルクがイタリア2部FCベネツィアから、左サイドバックのマキシミリアン・ウルマンを獲得した。オーストリア代表として1試合の出場経験もある26歳は、2022年1月からヴェネツィアに加入。これまでセリエAで5試合、セリエBで5試合に出場してきた。


ドルトムント、ベルギーの逸材デュランヴィル獲得に迫る?

ボルシア・ドルトムントは以前よりベルギー1部RSCアンデルレヒト所属の、ベルギー期待の若手ジュリアン・デュランヴィルに関心を寄せており、ベルギーのメディアによれば2024年夏で契約満了となる16才のウィンガー(ベルギー1部6試合で1得点)は、今冬にもクラブを後にする可能性があるという。kickerが得た情報によればドルトムントはその様子を注視しており獲得の可能性は十分にあるとみている模様。仏紙レ・キップによれば早期に動きが見られる可能性もあるという。


エヴァートン、アンソニー・ゴードン移籍への用意は?

ニューカッスル・ユナイテッドエヴァートンから、アンソニー・ゴードンの獲得に向け準備を進めているようだ。これは英紙『The Athletic』が報じたものであり、今冬にもこの21歳のアタッカーを獲得したいと考えているという。昨夏にもエバートンにはこの若手選手に対して複数のオファーを受けたもののすべて拒否。そのため動向は依然として不透明のままだが、ただ不安定な財務状況から夏よりも売却を意識しているかもしれない。


マッケニー、ユベントスからリーズ移籍に迫る

複数のメディアの報道によるとウェストン・マッケニーは、リーズ・ユナイテッドへの移籍を目前に控えているという。24才の米国代表MFは、この冬にもユベントス・トリノを去る可能性があり、すでにこの移籍に合意しているとのこと。2020年にシャルケから移籍金2050万ユーロでユベントスに移籍した同選手は、それ以来96試合に出場してきた。


ギラボギ、今季いっぱいまでヴォルフスブルク残留

ジョシュア・ギラヴォギは今冬にVfLヴォルフスブルクを後にすることはない。コヴァチ監督によるとフランス人選手は確実に今シーズン終了まで残留するとのこと。これはヴォルフスブルクがヘルタに5−0で大勝をおさめた後に語ったものであり、特にここ数週間ではVfBシュツットガルトが32歳のディフェンダーへの獲得を精力的に目指していた。なおヴォルフスブルクとの契約はこの夏まで。


シュトゥットガルトのアハマダにクリスタルパレスが関心

フランスやイングランドのメディアによればVfBシュツットガルトナウィル・アハマダが移籍に迫っているようで、プレミアリーグのクリスタル・パレスが20才のMFの獲得に関心を示しているという。シュトゥットガルトとの契約は2025年までとなっており、今季はここまで17試合に出場して2得点、2アシストをマークしてきた。

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