2023/01/28
ドルトムントが再び逸材獲得。ベルギーから16歳デュランヴィル加入

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ボルシア・ドルトムントがまたしても期待の若き逸材の獲得に成功した。ベルギー期待の若手選手、ジュリアン・デュランヴィルがベルギー1部RSCアンデルレヒトから加入することが発表されている。以前より長期にわたって注目してきた16歳のウィンガーは、木曜日に無事にメディカルチェックをクリア。契約は2024年夏まで残されていたことから、移籍金は基本金850万ユーロで成果次第で1000万ユーロにまで上昇する仕組みでの合意なったようだ。新たな契約期間は2027年まで。
ブリュッセルのウケル地区で生まれ、これまですでにベルギー1部6試合、ECLでは4試合に出場している同選手について、セバスチャン・ケールSDは「スピードとテクニック面に長けた、大きな伸びしろを感じさせるクリエイティブなウィンガー」と評価。「これから数年かけてこの可能性を発揮させ、彼の成長を後押ししていくためサポートしていきたい」との考えを示した。なおボルシア・ドルトムントでは主に、右ウィングで起用される見通し。
✍️ BVB verpflichtet Julien Duranville
Borussia Dortmund hat den belgischen U19-Nationalspieler Julien #Duranville verpflichtet. Der 16-Jährige hat sich langfristig an den #BVB gebunden.
ℹ️ Zur Meldung:https://t.co/BG2iv9HUCs
— Borussia Dortmund (@BVB) January 27, 2023
マルコ・ロイスの復帰が視野に
またドルトムントには更なる朗報も届いている。レヴァークーゼン戦を前に行われた練習では、「モリーとムニエ以外は全員参加した」とテルジッチ監督はコメント。年明けから2試合を体調不良のため欠場した主将マルコ・ロイスも、火曜から練習に復帰しており新年初出場を視野に入れる。前述のデュランヴィルはまだ欠場、そしてトルガン・アザールもマインツ戦同様に不参加が見込まれているところだ。
エムレ・ジャン「人生が変わった」
新年よりドルトムントで大いに話題となっているのが、精巣がんから早期復帰を果たし活躍をみせるセバスチャン・ハーラーだが、同じくかつて移籍直後(リヴァプールからユベントス)に腫瘍が甲状腺に判明したエムレ・ジャンは、DAZNとのインタビューで「お金より何より健康第一と実感した」と回顧。「甲状腺のことはそこに腫瘍ができることも含め意識したことがなかった」と述べ、今は日々薬を飲み定期検診が欠かせなくなっており、「あれから人生は大きく変わったね。発見してくれたことに感謝しているし、どんな人も検診を受けるべきだ」と予防検診を提唱した。