2023/02/05

レヴァークーゼン、グリマルドに関心もドルトムントらと争奪戦

©️IMAGO/Gribaudi/ImagePhoto

 今冬の移籍市場においてもバイヤー・レヴァークーゼンでは、左サイドバックの補強を模索したものの、夏の移籍市場と同様に優秀な人材の獲得に失敗。VfBシュトゥットガルトのボルナ・ソーサ獲得が実現しなかったために、現在はベンフィカ・リスボンのアレハンドロ・グリマルドに関心を示しているところ。

 実際に冬季移籍市場の時点で同選手の名前は浮上していたものの、リーグ戦やチャンピオンズリーグにおける影響を極力抑えたかったクラブ首脳陣は売却に難色を示しており、逆に27歳のスペイン人ディフェンダーとの契約延長を目指している。守備面での安定感のみならず、打開力に定評のあるレフティは、フリーキックでも評価を受けており、今季24試合で4得点2アシストをマーク。

 仮にレヴァークーゼンが獲得となれば、ミッチェル・バッカーからのアップグレードにつながることだろうが、ただそれを困難にしているのはなにも所属元のベンフィカだけではない。たとえばブンデスリーガでは今夏でラファエル・ゲレイロとの契約が満了するボルシア・ドルトムントなど、他クラブからも熱視線が寄せられているのだ。

ターが代理人をザハヴィ氏に変更

 ヨナタン・ターが代理人を変更、新たにピニ・ザハヴィ氏との契約を交わした。2015年より在籍するも、ここ数年は幾度となく移籍の可能性が浮上しており、ただアトレティコもレスターも、そしてノッティンガム入りも実現することはなかった。

 だが今回の変更は夏の移籍に向けた本気度が伺いしれるもの、とりわけザハヴィ氏は欧州のトップクラブとのネットワークに精通した人物だ。なおアロンソ新監督の下で定位置確保とはいっていない同選手としては、そのプレースタイルがマッチするであろうプレミアが有力な新天地と見られている。レヴァークーゼンとの契約は2025年夏までで、さらに例外条項も付随しているところ。

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