テルジッチ監督「まさかポッター監督とＣＬで戦うとは」

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　水曜夜にチャンピオンズリーグの舞台で合間見えることになる、ボルシア・ドルトムントのエディン・テルジッチ監督と、チェルシーＦＣのグラハム・ポッター監督。両者が初めて顔を合わせた頃というのは、まだテルジッチ監督は指導者ライセンス取得中で、そしてポッター監督はスウェーデンのアマチュアクラブで奮闘をみせている最中だった。

　そしてテルジッチ監督が２０１８年にウェストハムからボルシア・ドルトムントに復帰したのに対して、ポッター監督はそのアマチュアクラブからヨーロッパリーグでアーセナルとヘルタ相手に衝撃を与えた後、エステルスンドＦＫを思い悩んだ末に退団。プレミアリーグの当時昇格組スウォンジー・シティへと新たな戦いの場をもとめることになる。

　改めてテルジッチ監督は、ポッター監督について「私がなんといっても心惹かれたのは、彼がスウェーデンに戦いの場を求めたことにある。もっとも近い町は５０kmも離れている場所にもかかわらずだ。そこで彼はクラブだけでなく、街全体に活気を与えていつしか国内カップ戦を制し、１部リーグに昇格し、そしてヨーロッパリーグ進出にまで至らせたのだよ」とコメント。

　最終的にポッター監督はその革新的な手法により、３度昇格させたエステルスンド、その後のスウォンジ、ブライトンでの成功を経て、遂に今年チェルシーＦＣ上陸を果たすことになった。「まさかそこで彼と、チャンピオンズリーグ１６強を共にビッグクラブを率いて戦うとはね」とテルジッチ監督。果たしてどんな戦いが待ち構えているのか。まったく予想できないが１つだけ確かなことは「私はドルトムントを勝ち進めるため、とにかく力の限りつくし戦う」ということだけである。