2023/03/27
2023/02/23
年明けから破竹の連勝街道、数字にも現れるドルトムントの上昇気流

©︎IMAGO/Kirchner-Media
2023年からボルシア・ドルトムントはまさに上昇気流に乗っている。このことは結果だけを見ても、もはや否定することのできない事実だといえるだろう。エディン・テルジッチ監督の下、ここまで破竹の勢いで連勝街道を爆進。リーグ戦では一時勝ち点差9あったバイエルンに並び、さらにチャンピオンズリーグではチェルシーFCとの初戦で幸先よく勝利。ドイツ杯でも8強入りを確定させている。
改めて振り返ってみて冬季休暇明けの好調ぶりは、数字の面でみても如実にみてとれるものだ。例えば2023年以降のリーグ戦6試合に関して言えば、ドルトムントの平均得点は3.17となっており、これはそれ以前の1.67得点のほぼ倍。また失点に関しても平均1.67から3割ほど低下させ平均1失点のみとしているところだ。
それ以外の数字でもゴール前でのシュート数や、手にした得点チャンスの数、パスワークや決定力といった部分でも大幅に向上している上、加えて精力性という点でも平均走行距離112.48kmから、115.31kmにまで増加。一方で対人戦勝率は52.1%から50.5%へ、また相手からのシュート数も増加しているものの、そこで平均4本のシュートをセーブするグレゴール・コーベルがうまく相殺している格好となっている。